「いしいしんじのごはん日記」読了

年末に往来堂書店のMさんにすすめられた本です。

いしいしんじさんの本ははじめて読みます。いしいさんにはなんとなく“いまどき”なイメージを持っていて、ちょっと手を出す勇気がありませんでした。こういう作家さんの作品は、たしかな筋からのおすすめをきっかけにするのが、私にとってのいい出会い方です。

そんなわけで、年明けから読みはじめました。
気軽に読めそうと思っていたのですが、たしかに難しい話じゃないのですが、読み応えがあります。この読みやすくて、でもぐっときたり、ずしっときたりというのは、不思議な感覚です。
繰り返しになりますが、その日のできごとと晩ごはんの献立だけを綴った日記なのに、しばらく読んで本を閉じると、ちゃんと「読んだー」という満足感があります。これは、なぜ?なぜ?個人的には、池波正太郎の食事のことを綴った本よりおもしろいと思いました。

ところで、途中からいしいさんは三浦半島の三崎へ引っ越します。三崎と言えば京浜急行の終点。大学時代、“三崎口行き”の特急や快速特急によく乗っていたので、地名や電車の名前で
ちょっとうきうきします。
三崎での(食)生活は、うらやましいくらいの魚天国です。聞いたことのない、そしてすばらしくおいしい魚がいろいろ出てきます。あぁ、食べてみたい。

この本には続編があって、それもちゃんと買ってあります。しばらくはいしいさんと三崎に夢中の日々が続きます。

いしいしんじのごはん日記 (新潮文庫)

いしい しんじ / 新潮社


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by takibi-library | 2009-01-14 21:18 | いつも読書 | Comments(0)  

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