もうちょっとで終わる2冊

今、2冊併読してます。

ひとつは往来堂の“地味売良品”(実は派手に売れている)、室生犀星「随筆 女ひと」。
往来っ子新聞でこの本が紹介されていたのを読んで、ずいぶん昔にすすめられたことを思い出しました。すすめてくれた人と会うことはもうないけれど、いいきっかけなので、早速買って読んでます。
かわいいと思うこと、かわいがること、好きになること、そういう、下手をするといやらしくなったり、変態じみたりしてしまいがちのことを、そうならないように書いています。それがすごい。2つくらい読んで、「これは読んでよかった」と早くも感じました。
しかし、この本は昼休みと移動の友なので、にじりにじりと進んでいます。

一方、2冊目は眠気もなぎ倒す勢いでガシガシ読んでいます。東野圭吾「さまよう刃」です。
映画化されるのを知って、この本をすすめてくれた友だちにメールをしたら、再びすすめられたので、積読山に捜索隊を派遣し、大至急で救出しました。
気分のいい話ではないのですが、友だちの言うとおり、読み始めると止まりません。主人公(被害者遺族であり、殺人犯)、主人公を追う刑事たち、加害者で被害者である少年たちとその家族、その他関係者が織り成す群像劇。私がいちばん思い入れがあるのは刑事たちです(今のところ)。それは、映画のキャスティングが伊東四朗さんだから(笑)。
あと少しで終わるのですが、たぶん気分の悪いままで終わると思います(予想)。でも、私と違って、ものすごく忙しい友だちが「移動のときにたまたま買ったら、読むのを止められなかった」というだけのことはあります。牽引力はすごいです。

随筆 女ひと (岩波文庫)

室生 犀星 / 岩波書店


さまよう刃 (角川文庫)

東野 圭吾 / 角川グループパブリッシング


[PR]

by takibi-library | 2009-09-02 23:28 | いつも読書 | Comments(0)  

<< 収納増強計画 「トリツカレ男」読了 >>