「思い出を切りぬくとき」読了

往来堂書店で「売れてる」と聞いて、それから行ったブックファーストでも在庫が1冊になっていたのを見て、往来堂書店に取り置きを頼んだ本です。

萩尾望都さんのまんがは、最近の作品は読んでいないものの、「11人いる!」がとにかく好きです。読むと100%元気になります。
そして、この「思い出を切りぬくとき」は、その萩尾さんのエッセイを集めた本です。

漫画家と編集者の関係、執筆エピソードはもちろんなのですが、とくに興味深いのはバレエ鑑賞の感想をつづったものです。萩尾さんはバレエがお好きのようで、見たいと思った作品は海外まで足を運んだり、5日間つづけて劇場に通ったりされています。すごい情熱です。

私もちょっとは舞台を見ていますが、バレエはほとんど見たことがありません。なんとなく、見所がわかりづらいというか、とっつきにくく感じています。
けれども、萩尾さんのエッセイを読んで、ちょっと見てみたいと思いました。それは純粋なバレエへの興味ではなく、萩尾さんの目線をなぞってみたいだけかもしれませんが・・・。

そう、漫画家の目線。それがこの本のおもしろさだと思います。
必ずしもみんなが読んでおもしろいと感じないかもしれませんが、萩尾作品を読んだことがあればまちがいなく楽しめる1冊です。

思い出を切りぬくとき (河出文庫)

萩尾 望都 / 河出書房新社


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by takibi-library | 2009-12-11 12:09 | いつも読書 | Comments(0)  

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