「彼女のいる背表紙」読了
2010年 08月 18日
本の話がたまっていて、いいかげんストレスになってきたので、旅話は休止!
「彼女のいる背表紙」は、雑誌「クロワッサン」で連載されていたエッセイをまとめたものです。堀江さんの、女性作家や、小説で描かれる女性たちへの思いがつづられています。
堀江さんの文章がもともと好きだということもありますが、堀江さんの目のつけどころが、そういうふうに見えるんだ、読めるんだ、と興味深く思いました。
読んだことがある作品が出てくると、とてもうれしかったです。きっと、まだ読んでいない作品についても、この本で取り上げられたことで、輝きが増したように思います。40以上の作品が取り上げられていましたが、どれも読みたくなりました。
過去に「クロワッサン」でこんな連載があったことは知らなかったのが悔やまれます。毎号立ち読み(笑)したかった。もし、毎月の決まったイベントととして、ふいにこんな文章に出会ったら、それだけで、その日、その月が間違いなくすばらしいものと感じることができたに違いないから。
読書会でもこの部分は話題になって、もはや福音といっていいだろうと語り合いました。
ところで、この本を読んで、ひとつ、困ったことが。
読みたい本がたくさん見つかってしまった!読んで1週間以上経ってそれを忘れていたのに、今ちょっと読み返しただけで思い出して、気が遠くなりそうです。
「彼女のいる背表紙」は、雑誌「クロワッサン」で連載されていたエッセイをまとめたものです。堀江さんの、女性作家や、小説で描かれる女性たちへの思いがつづられています。
堀江さんの文章がもともと好きだということもありますが、堀江さんの目のつけどころが、そういうふうに見えるんだ、読めるんだ、と興味深く思いました。
読んだことがある作品が出てくると、とてもうれしかったです。きっと、まだ読んでいない作品についても、この本で取り上げられたことで、輝きが増したように思います。40以上の作品が取り上げられていましたが、どれも読みたくなりました。
過去に「クロワッサン」でこんな連載があったことは知らなかったのが悔やまれます。毎号立ち読み(笑)したかった。もし、毎月の決まったイベントととして、ふいにこんな文章に出会ったら、それだけで、その日、その月が間違いなくすばらしいものと感じることができたに違いないから。
世の幸福は生きている人間の数だけあり、不幸もまたおなじ数だけある。にもかかわらず、だれもが信じうる、私的にして公的な、俗にして聖なる幸福も存在するはずだし、それがあると信じるからこそ、私たちは日々を耐え抜くことができるのではないだろうか。
読書会でもこの部分は話題になって、もはや福音といっていいだろうと語り合いました。
ところで、この本を読んで、ひとつ、困ったことが。
読みたい本がたくさん見つかってしまった!読んで1週間以上経ってそれを忘れていたのに、今ちょっと読み返しただけで思い出して、気が遠くなりそうです。
by takibi-library | 2010-08-18 19:00 | いつも読書