「あさ・ひる・ばん・茶」読了

長尾智子さんの食エッセイです。寝る前にひとつ、ふたつ、ちびちびと読んでいました。
落ち着いた文章と、静かな挿絵が夜の読書にしっくりきました。

材料と向かい合う気持ちや、旅先でのその土地の食品の印象、長尾さんの考えがまとまっている一冊で、明日、自分は何を食べるかをいつになくまじめに考えつつ眠りにつきました。

長尾さんのレシピはシンプルなものが多いと思います。でも、それは「簡単」なのではなく、欠けてはいけない要素だけでできあがっている、というイメージです。ストイックな感じ。かといって、手の届かないところにあるわけじゃなくて、「そうなんだ!」という新しい気づきとして驚かされます。

この本ですぐ試してみたのは、ミネストローネを作るときに野菜を炒めないこと。水だけで煮込んで、食べるときに軽くオリーブオイルをひとたらししました。
ほんの少しの油でじゅうぶんボリュームを感じる味になりました。この作り方は今年のスープの基本になりそうです。

あと、デザートから献立を組み立てることを、この秋から冬にかけてやってみたいです。

あさ・ひる・ばん・茶

長尾 智子 / 文化出版局


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by takibi-library | 2010-10-04 23:24 | いつも読書 | Comments(0)  

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