「十二人の手紙」読了

演劇好きの妹に先に読ませたところ、ネタバレOKで早く話したいのですぐに読んで追いつくようにと言われました。
それで読みはじめたら、止まらない、止まらない。仕掛けがすみずみまで施された、手の込んだ作品でした。

ある男女12人がそれぞれの立場と事情(往々にして切羽詰っている)でしたためた手紙で構成された連作短編です。でも、連作だとはっきり気がつくのは、最後の最後、それまではなんとなく見覚えある名前に「あれ?」と思う程度なので、手の内を明らかにされたときはなんとも痛快な気分になりました。

手の込んだエンタテイメントは、ぜいたくなおもしろさです。

十二人の手紙 (中公文庫)

井上 ひさし / 中央公論新社


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by takibi-library | 2011-03-12 16:46 | いつも読書 | Comments(0)  

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