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手製本のたのしみ

3か月の製本教室が終わりました。途中経過を全然UPできていないけれど、やってみた感想などを。

たのしい。すごくたのしい。趣味として最強かもしれない。

この3か月で2冊仕上げたのですが、早く次に取りかかりたくてしかたありません。文庫本葉書を作りつつも総ページ数を確認して「これだったら、10折でいけるから・・・」などと手製本にする算段をしてしまいます。
とりあえず、先生が留学するまで約1ヶ月しかないので、その間に自力で1、2冊仕上げて身体で覚えてしまわねばなりません。えいえいおう。

しかし、わたしはなぜこんなにはまったのでしょうか。

・本が好き
・きれいな布が好き
・工作が好き(はさみ、カッター、のり) / お針が苦手

そもそも先生にはたいそう憧れていて、いつか製本の依頼をしたいと思っていました。それが友だちになることができて、さらに製本を習うこともできた。そういう出会いとか、幸運とかにうきうきしてしまいます。
そして、きれいな端切れをつい買ってしまうものの針仕事が苦手なので、デッドストックの布がやたらあるのです。それらを表舞台に出してやることができることがうれしいです。
あとはやはり、工作自体が好きなので、自分の手ですてきなものが仕上げられることにわくわくします。

うきうきに、わくわくです。これだけあればたのしいに決まっている。

今回あんなにぼろぼろだった本が、こんなにきれいになりました。
幼少のみぎりから「不器用」であることをことあるごとに自覚させられ続けてきたわたしにも、こんな布張りの本が作れるのです(時間がかかるけど)から、達成感もひとしおでした。

これからも折を見て手製本を続けて行きたいです。

by takibi-library | 2011-04-24 17:12 | 製本教室  

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