「クリスマスのフロスト」読了

おもしろかった! 久しぶりに「これははまる!」と思いました。

フロストは、イギリスの片田舎の警察署に勤務しています。ある事件での活躍がきっかけで警部の肩書を持ってはいますが、よれよれのコートがトレードマーク。このフロスト警部のキャラクターが原動力となっているミステリーです。

クリスマス休暇はもうすぐだというのに、事件はそんなことはおかまいなしに続々と発生します。それらに対しモグラたたきのように奮闘するフロストですが、時間も身なりも気にせず、直感で(見ようによってはやみくもに)突き進み、話題といえば死体か下ネタ。その様子に、ロンドンから赴任したばかりの新米刑事のクライヴはいつもいらだっています。
フロストとクライブ、経歴、ポジション、世代、嗜好、なにからなにまで合わないふたりの組み合わせがおもしろいです。

クライヴは反発してばかりですが、フロストのほうは気にもせず、ときどき打ち明け話をします。これがいい!
打ち明け話にクライヴは受け答えに困るのですが、職場って、打ち明け話なくしては回らないものなのだから。
続編読む気満々なので、このさきふたりの関係がどう変化していくのか、それが描かれるのか、楽しみでたまりません。でも、すぐは買いません。もったいないからここぞというときにとっておこうと思います。

クリスマスのフロスト (創元推理文庫)

R.D ウィングフィールド / 東京創元社


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by takibi-library | 2012-01-19 21:42 | いつも読書 | Comments(0)  

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