「いろんな気持ちが本当の気持ち」読了

読んだきり感想を書いていない本がたまっていて、さらに今日、また本を買ってしまう。せめてその前に、と、これから続けざまに書いていこうと思います。

まずは、長嶋有さんの「いろんな気持ちが本当の気持ち」。雑誌などに掲載されたエッセイをまとめた本です。
手がけたあとがきや、自作についてのもの、ちょっとふざけた感じの軽く笑えるもの、いろいろ入っていて楽しい1冊になっています。
けれども、わたしにとってはときどき強く響いてくるものがありました。

今年に入ってもう少しで3か月。計算して確認してはいないけれど、たぶん、わたしは去年より多く新刊本を買っていると思います。それには、年の初めのほうでこの本を読んだことが作用しています。

わたしが楽しませてもらっている同じ時代を生きている作家たちが書き続けるためにわたしができることは、その本を買うことだけなのです。
もちろん、全部を買い集めることはできないけれど、これぞという作家さんの本は借りてすまさない。古本屋に出るのを待たない。そういう気持ちで今後の読書生活を送っていこうと決めました。古本であれやこれややっている立場としては矛盾していますが、その矛盾も片手に提げつつ。

いろんな気持ちが本当の気持ち (ちくま文庫)

長嶋 有 / 筑摩書房


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by takibi-library | 2012-03-24 09:54 | いつも読書 | Comments(2)  

Commented by hiziri_1984 at 2012-03-26 01:00
“同時代の作家が書き続けるためにその本を買う”
たいへん共感いたします。
“次もおもしろいの、読ませてね”という
期待というか、投資(言い方わるい?)しているというか。
「ファン」ですよね。
Commented by takibi-library at 2012-03-26 14:33
hiziriさん、
ファンであると同時にパトロン、かもしれません(笑)。

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