「澁澤龍彦との日々」読了

澁澤龍彦の本は、「高丘親王航海記」と「フローラ逍遥」しか読んだことがないのですが、この2つが大好きです。

先日の南伸坊さんの書評で、奥様の澁澤龍子さんのエッセイがあると知って、書評で紹介されているのは「澁澤龍彦との旅」ですが、まずは先に出ていた「澁澤龍彦との日々」から図書館で借りてきました。

とても自然な、近所に暮らしていそうな夫婦の様子が描かれていて、楽しかったり切なかったり、ずっと読んでいたい、この空気の中で過ごしていたいと思いました。
そしてうれしかったのが、龍子さんが澁澤作品の中でいちばん気に入っているものが「フローラ逍遥」(単行本は絶版)だと書いてあったこと。装丁のすばらしさもその理由の一つに挙げていて、わたしが古書の即売会で手に入れたときのよろこびが分かち合えたようで、この本を読んだ思い出にしたいです。


ところで、内容だけでなく、「澁澤龍彦との日々」の単行本は糸綴じであることも魅力的です。ベッドで寝転がって読むにも、テーブルについて読むにしても、本を押さえたり、支えたりしなくていいと、読書ってさらに快適なのです。

でも、糸綴じということは、手製本しやすいということ……ゆくゆくは「~日々」「~旅」2冊入手して、好きな布で製本……夢が広がり過ぎてたいへん、たいへん!

澁澤龍彦との日々

澁澤 龍子 / 白水社


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by takibi-library | 2012-05-25 22:06 | いつも読書 | Comments(0)  

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