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2014年3月のまとめ

上旬は仙台。仙台の浮かれ気分を引きずったまま消費税対応をしていたら、あっというまに終わってしまった感じの3月でした。


■生活全般

友だちに東京を案内(5日)
仙台へ行く(6~7日)
これからのことを考える(18日)
食事会にお呼ばれ(19日)
西荻窪・くしまへ行く(29日)

■読んだ本

銭の戦争 第四巻
良心をもたない人たち
ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか
荒野の古本屋
暇と退屈の倫理学
ちいさこべえ さん

めずらしく小説が少ない。
「銭の戦争」はもう、言うことなし。早く既刊の第五巻を買わなくては。
「良心を~」はSNSで知ってなんとなく図書館で借りてみた。この手のサイコパスはアメリカと比べて、日本を含めた東アジアには少ないそう。ほっとするものの、マイルドなタイプには会ったことがありそうな気がする。「ネルソンさん~」はベトナム帰還兵の体験談。言葉が平易で読みやすい。けれども語られる内容にはつい歯を食いしばってしまう。考えさせられる、どころではない。嫌悪感を忘れないようにしたい。
「荒野の~」は今月のベストで、今年の3冊候補になりそう。読んでいて楽しかった。著者の森岡さんと面識があることがよいほうに影響したと思う。読んですぐ、サンタ・マリア・ノヴェッラのポプリを買ってしまった。
著者と面識があるというのではないけれど、講演を聞きにいって話している姿や声の印象がしっかり入っているのが「暇と退屈の~」の國分先生。見開き2ページに傍点がないことがない、というハイテンションな文章。傍点部分が頭の中で逐一音声化されるので、読むのに体力がいる。おもしろかったけど、時間がかかった。ふー、やれやれ。
「ちいさこべえ」は山本周五郎の原作を望月ミネタロウが現代を舞台に漫画化したもの。望月ミネタロウはそんなに気にしてこなかったけど、これを読んでみて、この人の絵が好きだと気がついた。お話はわたしにとっては鉄板なので、安心して次を待っている。

銭の戦争 第4巻 闇の帝王 (ハルキ文庫 は 11-4)

波多野 聖 / 角川春樹事務所


良心をもたない人たち―25人に1人という恐怖

マーサ スタウト / 草思社


「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」 ベトナム帰還兵が語る「ほんとうの戦争」 (講談社文庫)

アレン・ネルソン / 講談社


荒野の古本屋 (就職しないで生きるには21)

森岡 督行 / 晶文社


暇と退屈の倫理学

國分 功一郎 / 朝日出版社


ちいさこべえ 3 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

望月 ミネタロウ / 小学館



■その他のインプット

宗像窯 宗像利訓個展
妄想ロックフェス in 西池

by takibi-library | 2014-04-02 22:08 | いつも読書  

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