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2015年4月と5月のまとめ

また2か月分になってしまった。それは、4月は人に会いすぎて読書が進まなかったことと、4月半ばに思いがけず、ちょっとした人生の曲がり角に差し掛かってしまったことが理由。5月に入っていろいろ落ちついたら、もう読めるだけ読みたい気分が盛り上がってきた。

■生活全般

新宿御苑で花見(4/2)
二子玉川のマーガレット・ハウエルのカフェにはじめて行く
仙台旅行(4/16-18)
友だちとの久しぶりに集まって会食(4/21)
水戸・日立日帰り旅行(4/22)
人を紹介する(5/6)
敷島、本の森に行く(5/16)
クラシキイショウケイカクシツ『紙モノカタログ5 本が好き特集』を受け取る(5/16)
秋のイベントに向けて打ち合わせ(5/22)
口永良部島で火山噴火、全島民避難(5/29)

■読んだ本
『美術手帖 特集山口晃』
ロブ=グリエ 『消しゴム』
勝田文 『ジーヴス競争紳士録』、『ジーヴス英国紳士録』
黒田硫黄 『茄子』(再×n読)
オカヤイヅミ 『続すきまめし』
ジェイコブ・ソール 『帳簿の世界史』
田中康夫 『なんとなく、クリスタル』
阿古真理 『小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代』

『美手帖』は水戸芸術館での個展の予習として。対談が複数あって、読み応えがあった。お買い得。
ロブ=グリエはD坂文庫で出会った作家。選者の言葉通りオースターっぽいけれど舞台がフランスなので、街並みの(雰囲気の)違いがある。読むとそれを体感として意識するときがあっておもしろかった。
『ジーヴス』、『続すきまめし』は前月からの続き。既刊を読み終わる。『茄子』は不定期に手に取る本。当分手放せない。
『帳簿の世界史』、これ最高。歴史の節目節目に存在する帳簿。会計の普遍的な価値を知った。自分の帳簿をつけたくてたまらなくなる。
『なんとなく~』は読書会の課題図書。2月からはじめて4回目なのだけど、今回がいちばんおもしろかった。最近出た『33年後のなんとなく、クリスタル』を買ってしまった。
『小林カツ代~』は、これまでになかった本ではあるけれど、厳密には現代までアップデートできていない。主婦の延長としての料理研究家と、プロの料理人が料理研究家としても活躍することまでは網羅している。この後に、はじめから「料理研究家」あるいは「フードコーディネーター(スタイリスト)」として社会人としてのキャリアを歩きはじめる人たちが出てくると思うのだけど、そこはあまり触れられていない(タイトルどおりということ)。

美術手帖 2015年 04月号

美術出版社


消しゴム (光文社古典新訳文庫)

アラン ロブ=グリエ / 光文社


ジーヴス英国紳士録 〜プリーズ、ジーヴス シリーズ〜 (花とゆめCOMICS プリーズ、ジーヴスシリーズ)

勝田文 / 白泉社


ジーヴス狂騒紳士録 〜プリーズ、ジーヴス シリーズ〜 (花とゆめCOMICS プリーズ、ジーヴスシリーズ)

勝田文 / 白泉社


新装版 茄子 上 (アフタヌーンKC)

黒田 硫黄 / 講談社


新装版 茄子 下 (アフタヌーンKC)

黒田 硫黄 / 講談社


続・すきまめし (マッグガーデンコミックス コミックエッセイシリーズ)

オカヤ イヅミ / マッグガーデン


帳簿の世界史

ジェイコブ ソール / 文藝春秋


新装版 なんとなく、クリスタル (河出文庫)

田中 康夫 / 河出書房新社


小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代 (新潮新書)

阿古 真理 / 新潮社



■その他のインプット
高橋マナミ「TRIM展」
山口晃展「前に下がる下を仰ぐ」
演劇「ART」
演劇「聖地X」
映画「Mommy」
演劇「戯作者銘々伝」

by takibi-library | 2015-06-02 13:59 | いつも読書  

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