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昼ごはん日誌 2015/08/08-12

夏休み中の昼ごはん。

8日。
「パブリックコモンの学校」の本講義初日。自己紹介に費やす。みなさん、いろいろなバックグラウンドを持っていて、これからがとても楽しみ。講義後に昼食会に誘われるも、那須へ移動するため欠席する。残念だけれど、まだこの先も機会があるだろう。
昼ごはんは新幹線の中で「メルヘン」のサンドイッチを食べる。チキンカマンベールとロースハムのペアサンド、イチジク生クリーム。期待を裏切らないおいしさ。夏休み気分が高まる。
宿に着いて両親と合流。
夕飯のとき、両親に「パブリックコモンの学校」について説明する。君津の祖母の家で「祖母と暮しながら何かする」ことを(学習のテーマとして)考えていきたいと言うと、母からちょっと引くくらい反対される。賛成はしないだろうとは思っていたけれど、これほどとは。ただ、親戚との感情的な問題と、地域の人間関係、Public-Common-Privateの区別があいまいなこと、このあたりがごちゃ混ぜになってアレルギーを起こしたものと分析している。
今のところは考えるうえでのフレームでしかないので、気にせずこの方針で行くことにする。
夜はドレスコーズのライブDVDを見て過ごす。

9日。
宿のイベント「朝ヨガ」に参加してみる。隣接するゴルフコースの、練習ホールのフェアウェイで開催され、高原らしいさわやかな朝を気持ちよく過ごす。
宿に戻ると朝市がきていて、ミニトマトとブルーベリーを買う。買ったものを冷蔵庫に入れてから温泉に入り、一休みしてから、持参のグラノーラで朝ごはん。トマトも食べる。
午前中は宿のランドリーで洗濯しながら読書。安冨歩『もう「東大話法」にはだまされない」→『村上さんのところ』。途中、ブルーベリーを食べる。
ゴルフから上がってきた両親と昼ごはん。宿から車で10分ほどのそば屋へ。これまでに見たことがないほどの混雑で、入店をあきらめる。気を取り直して、宿から反対方向に10分くらいのところにある別のそば屋へ。
こちらは、小学生未満を断る店なので空いていた。宿よりも標高が高く森のなかなので、空気がさらにさわやか。3人で野菜天ざるを食べる。十割そばだけどゆでたてはしなやかでおいしい。野菜のてんぷらは色とりどり。かぼちゃやミニトマトがとくにおいしかった。
午後は夕飯まで、両親のゴルフウェアなどを洗いながらまた読書。洗濯はきわめてささやかな親孝行。
夕飯の後は仕事のメールをいくつか。なんともいけすかないことがあり、気晴らしのために、持ってきた映画『シングルマン』を見る。とてもすてきでいい気分になって就寝。

10日。
那須から市川の実家へ。高原の涼しさに未練たらたら。でも、高速は空いていて、快適なドライブ(わたしは運転しないけど)。途中、サービスエリアで冷やし甘酒を飲む。
家について昼ごはん。宿に来る朝市で買ったトウモロコシ、まだあった「三春」の笹巻きを大きな蒸し器で蒸かす。
まだ日が照っていたので洗濯をするも、夕方から大粒のどしゃ降りになり、母と大慌てで取り込む。階段を駆け上がり2階の窓も閉める。戸建はいろいろ手間がかかるのだ。

11日。
午前中は、台所の床磨きと、父が刈った庭木の枝をゴミ袋に詰める作業。またもささやかな親孝行。両親はかかりつけのマッサージへ。
昼ごはんはそうめんと精進揚げ。まさしく夏休み。
午後はのんびりする予定だったのが急きょ変更。母の実家へ出かける。叔父たちも来ていて、賑やかで楽しいひとときだけれど、親戚のいろいろを頭の隅で考えてしまうので、厳密には楽しいばかりではない。
夕飯はみんなで鰻屋さんへ行く。この日も、車の移動は順調に進んだ。

12日。
午前中に、実家の近くにある祖父のお墓へ。霊園の人がよく管理してくれている(有料)ので、簡単な掃除で済む。花を活けて手を合わせる。家に戻って読書。津村記久子『これからお祈りに行きます』。
昼ごはんは、ご飯ものが食べたいという父のリクエストで、「合宿カレー」。母の言う合宿カレーとは、豚肉の薄切りを使った、人参・ジャガイモの入ったカレーのこと。これまた夏休み感高い。
午後は疲れが出たようで、読書もそこそこに昼寝。よく寝た。
夕飯を食べてから東京の家に戻る。県境を越えただけなのに、暑さが違ってがっくり。

by takibi-library | 2015-08-13 13:31 | 昼ごはん日誌  

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