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2017年2月のまとめ

いつの間にか終わる、例年どおりの2月。

◆生活全般
スーパーボウル、記録まつり
大阪の学校法人への国有地売却問題
マンションの総会
勉強会の同窓会
母の小唄の発表会
アカデミー賞で、作品賞を読み間違える事件

◆読んだ本
真藤舞衣子 『煮もの炊きもの』
雑誌『CREA』3月号
ケイト・モートン 『秘密』(上・下)
波多野聖 『銭の戦争』(第九巻)
中村明日美子 『呼出し一』【1】
ほしよりこ 『逢沢りく』(上・下)

『煮もの~』はレシピ本。同じ著者の別の本を図書館で順番待ちする間に借りてみた。すぐに3品作って、これは使えると実感。『CREA』はアニメ特集。昨年来はまっているユーリ関連記事が2つもあって、ほくほく。他のアニメにも興味津々。
『秘密』は、前半つらかった。思い込みの強い語り手と、自分だけが損していると思っている人がうっとおしい。後半、主人公の弟・学者のジェリーが出てきて、やっと一息つけた感じ。でも、そこからは怒涛の展開で、そうだったのか!そうじゃないのか!うわ、やられた~!!という結末。おもしろかった。そして、読み終わった直後に、短い時間で確実にスカッとできる『銭の戦争』のつづきを。八巻で銃撃され、一命を取り留めたものの目覚めることのない狂介。狂介がいなくとも、世界は動き続ける。狂介の生家・井深家の書生で、狂介のビジネスの右腕となった寺田さんの思いが語られるのがよかった。
『呼出し一』は、いまどきの高校生が、職業(進路)としての「呼出し」に興味を持ち始めるところまでが1巻目で描かれる。主人公のはちゃめちゃな両親がチャーミングで、全体のテンポがよく、読んでいてとても楽しい。つづきがないのがホント残念。
『逢沢~』は(ブラック)コメディだと思うことにする。最後、泣き止んだ逢沢りくは、きっと変わっていないと思う。彼女の声にしない言葉には、思春期の過剰な自意識ではなく、ずっとドス黒い「不寛容」を感じたから。

煮もの 炊きもの

真藤 舞衣子/主婦と生活社

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CREA2017年3月号 みんなアニメに夢中。

文藝春秋

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秘密 上

ケイト・モートン/東京創元社

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秘密 下

ケイト・モートン/東京創元社

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銭の戦争〈第9巻〉世界壊滅計画 (ハルキ文庫)

波多野 聖/角川春樹事務所

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呼出し一(1) (モーニング KC)

中村 明日美子/講談社

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逢沢りく 上

ほし よりこ/文藝春秋

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逢沢りく 下

ほし よりこ/文藝春秋

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◆その他のインプット
演劇 二兎社『ザ・空気』
演劇 『陥没』
演劇 カタルシツ『生きてる時間』
映画 『たかが世界の終わり』
演劇 『お勢登場』
展示 涙ガラス製作所『内包と外延』
展示 平松麻原画展

by takibi-library | 2017-03-02 10:02 | いつも読書  

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