堀江社長逮捕で思い出す本

昨日はライブドアの堀江社長が逮捕されて、大騒ぎでした。ふだん家でひとりのときはテレビを見ない私も、ついつい特番を見てしまいました。

ところで、この事件を見るにつけ、大学時代に読んだ高木彬光さんの「白昼の死角」を思い出しました。これは、実際に戦後の日本で起こった「光クラブ事件」をモデルにした小説です(光クラブは作中では"太陽クラブ"となっています)。

光クラブ事件についてはこちらをどうぞ。

小説で描かれる犯人の人物像は、かなり上記サイトに書かれている犯人像に近いです。詐欺に近い灰色の手口も綿密に描かれています。
そして、エンターテイメントとしてもとても上等な小説です。

白昼の死角
高木 彬光 / 光文社
ISBN : 4334739261
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by takibi-library | 2006-01-24 23:20 | いつも読書 | Comments(4)  

Commented by saheizi-inokori at 2006-01-25 23:18
なんと、懐かしい本を!学生時代に読みましたよ。この人には「わが一高時代の犯罪」だったかな、これも面白い小説があったように思います。登場人物が実在の東大教授の学生時代をモデルにしているのです。
Commented by ましゅ at 2006-01-26 18:04 x
古いカッパノベルスで読んだような気がする・・・。
Commented by takibi-library at 2006-01-26 23:28
佐平治さん>
私が「白昼の死角」でいちばんよく憶えていることは、「鼻の頭の脂を吸わせた紙で印鑑を写し取って、手形を偽造する」ってところです。社会人になって初めて本物の手形を見て、その部分を思い出してどきどきしました。

ましゅ>
私は家にあった文庫本で読みました。父が買ったものです。
Commented by saheizi-inokori at 2006-01-27 10:24
もう、すっかり覚えていないよ。リアルだね。誰に取材したのだろう?

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