「頼むから静かにしてくれ(1)」:これって・・・?

今日、買いました。帰りの電車で最初の話を読みました。

なんてことない話なんです。思いがけないこととか、目覚しいことは何一つない。でも、たしかにおもしろいんです。
こんな話だったら、私でもかけるんだろうな~とか、思わなくもないのですが、きっと無理。
なんてことないこと物語として切り取る、フレーミングの問題だと思われます。
心に引っかかった、ということは、個人的にはとくべつなんだけど、それをほかの人(とくべつさがわからない人)に伝えることってとても難しいです。でも、それが「そういうことか」とすっと寄り添ってくるように伝わってくる感じがするんです。

温かく、ここちよく。

明日から通勤時間とお昼休みの友です。
忙しい日々にほわっとしたひとときが過ごせそうです。


頼むから静かにしてくれ〈1〉
レイモンド カーヴァー Raymond Carver 村上 春樹 / 中央公論新社
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by takibi-library | 2006-04-09 22:27 | いつも読書 | Comments(2)  

Commented by ましゅ at 2006-04-10 11:10 x
カーヴァーを読み物として面白いと思ってくれる人に会えてよかった(^_^)。娯楽としてカーヴァーの話しをできる人ってなかなかいないんだよね・・・いいのにねぇ。
Commented by takibi-library at 2006-04-11 22:22
カーヴァーの作品は、笑えたり泣けたりしないと娯楽じゃない、という人には不向きかもしれないね。読んでも、自分の気持ちが何らかの方向にほんの少し動かされるだけだから。
こんな些細なことに動かされるという不思議さが楽しい。
そして、けっきょく毎日の暮らしや人生は、些細なことに動かされることの連続で、そういうささやかなことにどれだけ気を配れるかが幸せの度合いを変えていくのではないかと思います。

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