「夫婦(ふたり)暮らしの記」読了

寝る前にちょっとずつ読みすすめて、昨晩読み終わりました。

大切だと思ったのは「納得すること」。
だれかと一緒に暮らす上で、相手とは趣味や価値観が違うことは必ずあるけれど、それがいいとおもう理由を相手に伝えて、教えてもらって、双方が納得することが大事なんですね。
そこでちゃんと納得しないで、だましだまし過ごしていると、あとで全部一気に噴出しそうです。

水野夫妻はふたりともデザイナーであるとのことで、高い審美眼をお持ちのようです。
財産もそれなりにあって、食器も季節ごとに用意できたり、住む家が何軒もあったりします。
私自身がそういう経済状況になることはないと思うけど、読んでいて「それはお金があるからできるんだよ」とふてくされた気持ちになることはありませんでした。
ライフスタイルに関する本は、著者自身の恵まれた環境を披露したいという自己顕示欲が第一印象になってしまうことがたまにあるのですが。

どうしてかというと、水野夫妻がその暮らしぶりを築いてきた過程が大切だということがまず伝わってきて、私自身は彼らのような生活をしたいと思う隙がないというか、日々の積み重ねの大切さを考えさせられたからです。
正直なところ、私にはちょっと忙しすぎる気がしました(年齢的には私のほうがずっとずっと若いのですが)。読んでいておふたりともいつも何かしているような印象がありました。
だから、実際にまねをしたいと思うところは少なくても、私自身が彼らの言い分に納得できているってことなんだと思います。

「もっとこうしたら?」
「どうしてそういうことするの?」

なんて言われない、言われてもきちんと穏やかに説明できる、周囲が納得できるような暮らしぶりができたらいいですね。
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by takibi-library | 2006-05-05 12:28 | いつも読書 | Comments(0)  

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