「イッツ・オンリー・トーク」:読了

2つめの話、「第七障害」も読み終わりました。
最初、私はこのタイトルの意味がわかりませんでしたが、乗馬の競技ことでした。

表題作も本作も読みやすく、かといって物足りないこともなく、よい読後感です。

共通しているのは、生きているといろいろあるけれど、自分が幸せだと思うその感覚は間違いではないということです。
病気のときも、大切な人を失ったときも、将来に希望が見えないときも、小さな幸せを感じ取ることができるかどうかで、その先が決まるんじゃないかなぁと思います。

と、わかったような気になっていても、ちょっとのことでいらいらしたり、人をうらやんだりしています。そんなことにとらわれたくないのですが、ダメですね。


イッツ・オンリー・トーク
絲山 秋子 / 文藝春秋
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by takibi-library | 2006-07-25 21:43 | いつも読書 | Comments(4)  

Commented by nyankoya at 2006-07-26 00:13
「第七障害」が好きです。
よりまとまっているかんじがします。
「イッツ〜」もとても良いけれど、やっぱり受賞作なせいか、短い中に詰め込み過ぎかな、というかんじでしたね。
「沖で待つ」収録の「勤労感謝(←だった…かな?)」がすごくいいですよ!
Commented by ちあき at 2006-07-26 02:13 x
私も読みたいです。
Commented by takibi-library at 2006-07-26 22:59
にゃんこやさん>>
「イッツ~」は話のボリュームのわりに主要なメンバーが多すぎますね。ときどき、ランダムに1章選んで読み返したりするとおもしろそうです。
「第七障害」は描かれているつまづきがリアルです。自分がつまづいたときは、だまって始めから最後まで読み終えられたら、顔を上げられそうな気がします。
Commented by takibi-library at 2006-07-26 22:59
ちあき>>
見つけられたようだね。

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