「霧の聖マリ(ある生涯の七つの場所1)」:時が来た!

まとまった時間ができたら、読み返そうと思っている本がいくつかあります。
そのなかの1作品(全7巻)を読むことにしました。

辻邦生さんの「ある生涯の七つの場所」というシリーズです。約100の短篇が織り成す、親子三代、約50年間の物語です。3人の『私』が語るそれぞれの時代と人生。壮大な物語であるようで、短篇集でもあるので、不思議と読みやすいのです。
さらにこの短篇ひとつひとつは縦と横につながっています。

この本を読んだのは、大学を卒業して、2、3年経ったころでした。
大学時代の友人にこの本を教えてもらいました。しかし、当時既に書店には並んでおらず、まだインターネット書店もなかったころですから、職場で定期購読している雑誌や時刻表を届けてくれる本屋さんに客注を依頼しました。読み終わりそうになると1冊ずつお願いして届けてもらったんです。

 ※その後、出版元である中央公論社が中央公論新社になったときでしょうか。
  文庫は絶版してしまったようです。残念ですが。

そんな思い出もありますが、それ以上に、本を読むことの楽しさを、読んでよかった、もっとこの本のことを多くの人に知ってほしいとはっきり自覚した作品です。

いよいよ再読の時が来ました。

*次の感想*


霧の聖(サント)マリ
辻 邦生 / 中央公論社
ISBN : 4122018765
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by takibi-library | 2006-09-23 22:54 | いつも読書 | Comments(0)  

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