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こんなときはサンボマスター。

少し前に、私より10歳くらい若い友達に、リリー・フランキーさんの言葉として、こんなことを教えてもらいました。
この世に「大人」なんていう生き物はいない。「大人」とは、子供が考え出した幻想でしかない。
正確な文章ではないのですが、そういったことです。

素直にそうだなぁと思いました。実際この歳になってみて、自分が高校生のときに、30過ぎの自分はいろいろなことが簡単に解決できるようになっていると思っていたことがおかしくなります。そんな私の気持ちに、リリーさんの言葉はしっくりきました。

でも、以来困っていることもあって、「私は大人だから」と真顔で言われると、恥ずかしくなってしまうのです。だからって、「それは幻想だよ!目を覚まして!」と言うわけでもなく、こっそりと恥じ入ってしまいます。どうしたものか・・・。どうしようもないのか・・・。

人の世はままならないものだ―などと悟りきることもできず、どうにかならないものかとあくせくしたり、どうにもまらずに腐心したりはこれからも続けていくのでしょう。けっきょくそれが人の世なのかなぁ・・・それから逃れるには世を捨てるしかないってことだろうなぁと思います。
たしかに隠遁生活には憧れますが、まだ世俗が恋しいものですから、自分なりに折り合いをつけたり、心慰められるものを探したりします。

で、サンボマスター(なぜだ!とは言わないで)。
走り去ってく恋の魔法 逃げてしまおうよこの僕と
あなたの悲しみは僕のモノ
死にたくなるような昨日なら君のせいだけじゃないだろう?
君の声は僕の恋 僕の名は君の夜

    「君の声は僕の恋僕の名は君の夜」

悲しみが今終わって合図のベルです

高鳴る胸が告げてるのさ
君も僕もこんなはずじゃなかったから行くんだ!!
忘れモノなんて放ってけよ

    「心音風景」


そうだ、そうだ!!(何が?とは聞かないで)。

もうちょっとしたらオーブンが温まるので、そしたらパンを焼き始めます。
やっぱりパン作りにはサンボマスターだな。

by takibi-library | 2007-02-28 16:58 | 歌詞を読む  

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