「或る『小倉日記』伝」:ミステリーばかりではなかった!

これまでろくに読んだことがなかったのに、私は「松本清張は長編推理作家」と思い込んでいました。しかし「黒い画集」を読んで、数ある松本作品の中でも案外短篇がいいのでは?と思い、本屋に行ってみると、新潮文庫から短篇集が6分冊で出ていました。
6冊の内訳は現代小説・歴史小説・推理小説で、それぞれ2冊ずつです。そして、この「或る『小倉日記』伝」は、短篇集の第1巻、現代小説で、表題作は芥川賞受賞作です。

今は、収められている12話のうち7つまで読んだところです。どれも幸せな話ではありません。さまざまな理由で不遇な人生を送った人々の顛末記や、ある些細な邂逅をきっかけに転落してしまう話が多いです。
読んでいて楽しくはないけれども、淡々と進む物語に引き込まれます。


或る「小倉日記」伝
松本 清張 / / 新潮社
ISBN : 4101109028
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by takibi-library | 2007-03-07 08:53 | いつも読書 | Comments(0)  

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