「不毛地帯(二)、(三)」読了

PCはまだ復旧せず・・・その分読書に驀進しております。

その勢いで、「不毛地帯」は2冊進み、今日から最終の4巻目です。

不毛地帯 (2)
山崎 豊子 / / 新潮社





不毛地帯 (3)
山崎 豊子 / / 新潮社
ISBN : 4101104174






主人公の壱岐正の人柄というか、キャラがつかめません。
ほかの登場人物は頭の中で生き生きと動いているのですが、壱岐についてはどうも印象が薄いというか、わくわくしません。

そのため、秋津千里との恋愛については、物語全体から妙に浮いていて、「水戸黄門におけるお銀の入浴シーン」みたいで興ざめです。でも、これが4巻でスキャンダルになったりもするのでしょうか・・・って、そうでもなかったら、なんだったんでしょう?って思うかもしれません。

私が気に入っている登場人物は、壱岐を慕う部下、兵頭・海部・不破の3人(アメリカの八束、塙もいい)と、インドネシア華僑の第2夫人になっている紅子です。この4人はすごく生き生きしてます。

と書いていて思ったのですが、壱岐や、交通事故で亡くなった壱岐のできた妻、千里あたりの純粋な感じの人が、なんかしらじらしいというか、つまらないのです。
4巻でこの辺がすっきりするような展開があるのか・・・。

しかし、商社という業種のすさまじさはひしひしと伝わってきます。この辺の描きこみはすばらしいです。多くの情報が飛び交い、ライバルを出し抜き、けん制し、どこが勝つかわかるまでははらはらどきどきの連続。とてもおもしろいです。
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by takibi-library | 2007-04-21 16:38 | いつも読書 | Comments(2)  

Commented by taji at 2007-05-14 15:21 x
分からないのが、瀬島龍三の凄さというか怖さなんでしょうね。
こんど、この人の裏話の本を持っていきますね。
美化されている部分がよく分かります。
そうするとこの本の面白さがまた分かるかと。
Commented by takibi-library at 2007-05-14 21:51
なるほど、そういうことか!わからない=人間離れしているってことね。
裏話の本、楽しみにしてます。

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