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「蒼天航路1~3」読了:劉備は苦手

ひゃぁ、読みましたよ。なにせ1冊が大きい=重たいのでちょっと疲れました。久々に、表紙をめくると背がメリメリいう本を読んだ気がします(笑)。

「蒼天航路」の主人公は曹操です。私が読んだことのある吉川三国志との最大の違いは、ここだと思います。吉川三国志を読んだときからそうなのですが、私は劉備があまり好きじゃないんです。奸雄とも言われる曹操のほうが理解できるし、やりたい放題のほうが読んでいて楽しい。

劉備は、三国志の登場人物の中で、人気があるほうなのでしょうか・・・と、疑問を抱いているほど、私には魅力がないのです。(書いていて気づいたのですが、この「好きじゃなさ」は「不毛地帯」の壱岐正についてと同じものかもしれません。)
そして、この「蒼天航路」で描かれる劉備は、輪をかけてダメです。マンガの登場人物に目くじらたれるのもどうかと思いますが、「わざとバカっぽくしている」ようなところが、あざとくて鼻につくのです。

ところで、「蒼天航路」の曹操はかなり女好き?です。妾も子供もいっぱいいたわけですから、当然といえば当然です。
でも、曹操の女性関係の話になると、物語のスピード感が落ちてしまって、ちょっとだるい感じがします。もし私が連載をリアルタイムで読んでいたら、その号はがっかりしただろうなと思います。相手の女性の魅力もよくわからないし・・・。

それでも、やっぱり三国志。この先の展開がどう描かれるのかが気になってしかたがないのです。

by takibi-library | 2007-04-29 15:18 | いつも読書  

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