campsレポート vol.2:私の"オレノブックス"顛末記
2007年 05月 14日
book pick orchestraのオレノブックスは、メンバーが「緑の中で読みたい本」をテーマに買いつけた本を売るコーナーです。お客様は、その本を選んだメンバーと直接話をして買うことができます。
私はこんな品揃えでした。私はシチュエーションで本を選ばないので、基準は、①売れても(手放しても)また手に入れられること、②起伏の少ないおだやかな内容、の2点です。
値つけもするのですが、よくわからないので、元の値段*0.5を100円単位にテキトーに丸めました。でも、それではちょっと高い・・・探せば100円で買えそうです。そこで、金曜日は仕事が休みで時間もあったので、簡単な帯をつけました。
帯の言葉は、「オススメおやつ」。
その本を読みながら食べたいおやつを考えてみました。
私は家で本を読むとき、実際に、何かしらの飲みものとおやつを用意してから読み始めることがあります。
以前髪を切ってもらっていた美容師さんは、自称「シチュエーションフェチ」で、気分に合わせて、飲むお酒と読む本を選んで、その気分にどっぷり浸るのがいい!と力説していました。それを思い出して、じゃぁ、下戸バージョンもやってみようかなと。
ここには、帯には書いていない、おやつを決めるポイントも書いておきます。
この帯は、いくらか売り上げに効果があったみたいです。「何でこんなことが書いてあるの?」と質問してくれるからです。今回選んだ本の雰囲気からしてもそうなのですが、お買い上げになったお客様は3人とも女性でした。帯を「かわいい」といってくださいました。作った甲斐があったというものです!手をかけた分、伝わることがあるのが実感できたのは、自分が選んだ本が実際に売れたことに匹敵するうれしい収穫でした。
5冊持っていった本のうち、1冊だけ売れ残りました。私は、いちばん最後まで残るのは「草の花」だと思っていたのですが、意外や意外。残ったのは、私が最初に売れると思っていた「るきさん」でした。わからないものですなぁ。
ということで、「自分が選んだ本を売る」ことは思いのほかおもしろかったです。
またやりたいです。そのときは、帯+αの作りこみをします(←って、こっちがやりたいだけのような気も・・・)。
私はこんな品揃えでした。私はシチュエーションで本を選ばないので、基準は、①売れても(手放しても)また手に入れられること、②起伏の少ないおだやかな内容、の2点です。
・高野文子「るきさん」(ちくま文庫)私の場合は、古本の買いつけの仕方がわからないので、家の本棚から直送!です。
・福永武彦「草の花」(新潮文庫)
・辻邦生「花のレクイエム」(新潮文庫)
・南伸坊「仙人の壷」(新潮文庫)
・レベッカ・ブラウン「体の贈り物」(新潮文庫)
値つけもするのですが、よくわからないので、元の値段*0.5を100円単位にテキトーに丸めました。でも、それではちょっと高い・・・探せば100円で買えそうです。そこで、金曜日は仕事が休みで時間もあったので、簡単な帯をつけました。
帯の言葉は、「オススメおやつ」。
その本を読みながら食べたいおやつを考えてみました。
私は家で本を読むとき、実際に、何かしらの飲みものとおやつを用意してから読み始めることがあります。
以前髪を切ってもらっていた美容師さんは、自称「シチュエーションフェチ」で、気分に合わせて、飲むお酒と読む本を選んで、その気分にどっぷり浸るのがいい!と力説していました。それを思い出して、じゃぁ、下戸バージョンもやってみようかなと。
ここには、帯には書いていない、おやつを決めるポイントも書いておきます。
・「るきさん」=牛乳、ふかし芋、または、ツイストドーナツ帯は、おやつと「図書室たき火」のアドレスを色鉛筆で書いて、クラフトパンチでかえでの葉の形を切り取って、図書室たき火のはんこを押して、できあがり。この作業は楽しかったです。
とにかくゆるく、質素なおやつ。ドーナツは100円未満のものを!
・「花のレクイエム」=紅茶、六花亭のマンス・ショコラ(薄いチョコレート)
品が良く、はかない食感のお菓子。
・「体の贈り物」=コーヒー、シナモンロール
本に出てくるものを食べて、シンクロ。
・「仙人の壷」=中国茶、うさぎやのどら焼と浪花屋の柿の種
ついつい読んでしまうので、甘いものとしょっぱいもの。
・「草の花」=煎茶、たちばなのかりんとう
和風の品が良い、でも、おやつらしい「ふだん」っぽさがあるもの。
この帯は、いくらか売り上げに効果があったみたいです。「何でこんなことが書いてあるの?」と質問してくれるからです。今回選んだ本の雰囲気からしてもそうなのですが、お買い上げになったお客様は3人とも女性でした。帯を「かわいい」といってくださいました。作った甲斐があったというものです!手をかけた分、伝わることがあるのが実感できたのは、自分が選んだ本が実際に売れたことに匹敵するうれしい収穫でした。
5冊持っていった本のうち、1冊だけ売れ残りました。私は、いちばん最後まで残るのは「草の花」だと思っていたのですが、意外や意外。残ったのは、私が最初に売れると思っていた「るきさん」でした。わからないものですなぁ。
ということで、「自分が選んだ本を売る」ことは思いのほかおもしろかったです。
またやりたいです。そのときは、帯+αの作りこみをします(←って、こっちがやりたいだけのような気も・・・)。
by takibi-library | 2007-05-14 23:04 | 図書室たき火 実践編