「嵐山吉兆 夏の食卓」:料理の楽しさ満載。

春に続き、「夏の食卓」も買いました。
2冊目は、1冊目より作りたいと思う料理が増えています。春はどうしても扱いなれない山菜系が多かったからだと思います。

このシリーズはレシピ本ですが、徳岡さんの料理への思いが詰まっている読み物としてもじゅうぶん楽しめます。
レシピには、材料の分量が書いてありません。けれども、下ごしらえをしたり、手間をかけたりする目的がていねいに書いてあります。はじめは驚きましたが、

「しょうゆや塩の分量を事細かに出したとしても、その通りの味に仕上がるわけではありません。使っているしょうゆ、極端にいえば、水でも味が違ってしまうからです。」

という徳岡さんの言葉に素直に納得できます。分量がないことには賛否両論あると思いますが、それは厳しい料理の世界に身を置く人には当たり前のことなのだと思いました。
どういう味を目指したらいいのかが示されているので、あとは自分の好みと感覚を信じて決めるのです。そのことは、私には、作ってみたいとより強く思わせています。

ところで、このレシピの文章も徳岡さんが自ら書いているのでしょうか?ときどきちょっとお茶目な表現が出てきます。それがまた読んでいて楽しいです。


嵐山吉兆 春の食卓
徳岡 邦夫 / / バジリコ
ISBN : 4862380387






嵐山吉兆夏の食卓
徳岡 邦夫 / / バジリコ
ISBN : 4862380557
[PR]

by takibi-library | 2007-07-04 22:50 | いつも読書 | Comments(0)  

<< 時間を忘れる。 行ってみたいところ。 >>