「定吉七番」シリーズ2冊読了 続き

「定吉七番」の感想の続きです。

デフォルメされた地方気質がユニークで、笑えます。
たとえば、1作目の敵のボス、中国人のドクター不好(プーハオ)は江ノ島の秘密基地を守るために、房総半島出身のサーファーを雇っています。その理由が傑作。
千葉の人たち、自分のこと絶対に田舎者と思わない。これ、イングランドに住むウェールズ人と同じ性格ね。だからこの人たち、ロンドンでウェールズ人がアイルランド人差別するように埼玉の人を差別する。でも、湘南来ると神奈川の人に差別される。メイヨー、これ千葉人たち不当だと思ってる。なにしろ横須賀線、今では成田まで通ってるからね。

千葉生れの私も思わずウケてしまいました。
この表現には元ネタがあるはずで、たぶんあのスパイ小説だと思うのですが、関東一円がイングランドに例えられていることが、ちょっとうれしかった(いいのかそれで)。

こんな描写がぽつぽつあって、物語の本筋にプラスされるおもしろさになっています。でも、5作目の方は設定も筋も1作目に比べるといまひとつです。
2、3、4作目のできがちょっと気になります。
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by takibi-library | 2007-07-08 22:47 | いつも読書 | Comments(4)  

Commented by K at 2007-07-09 08:21 x
Kです。

確かに、3作目くらいまでに比べると以降はイマイチだった記憶があります。
実家にまだあるかなー。あったら今度持ち帰ってきてもいいですが。

昨日は東京国際ブックフェアで椎名誠氏の講演を聴いてきました。
おすすめ本を図書館なんかで探して読むつもりです。
Commented by takibi-library at 2007-07-09 22:43
ありがとう。ついでのそのうちでいいので、よろしくです。
ブックフェア、実は行ったことがありません。行ってみたいとは思うのだけど、何となくおっくうで。
Commented by K at 2007-07-10 00:09 x
ブックフェアへは洋書バーゲンセールを目当てに行きます。今回は「銀河ヒッチハイクガイド」を買いました。映画化されてからの復刻版ですが。

椎名さんの講演、良かったですよ。本を読むことの素敵さをあらためて思いました。
Commented by takibi-library at 2007-07-10 23:02
そうそう、写真集とかビックリ価格で売られてるらしいね。
椎名誠さんは読んだことがありません。なんとなく合わないんじゃないかと思って、近寄らないまま現在に至っています。

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