「グラスホッパー」読了
2007年 08月 27日
読み終わったとき、ちょっと疲れました。だんだんスピードが上がる物語についていくのに、"足を出さないと転ぶ"かのようにいっぱいいっぱいでした。
何もそんな読み方をする必要はないけれど、いっしょにスピードに乗りたいし、先も知りたいので、とにかくぐんぐん読みました。
鈴木、鯨、蝉。物語はこの3人の視点で描かれます。それぞれが持つ情報はバラバラでも、読者は全部わかっています。そして、3人が一点に向かって収束していくことも。
そんな、全部わかっている上で成立している緊張感と、収束しきったあとの発散の予感が、スピードを上げる原動力です。
おもしろかった。伊坂さんはやっぱりちょくちょく読みたくなりますね。
グラスホッパー
伊坂 幸太郎 / / 角川書店
ISBN : 404384901X
何もそんな読み方をする必要はないけれど、いっしょにスピードに乗りたいし、先も知りたいので、とにかくぐんぐん読みました。
鈴木、鯨、蝉。物語はこの3人の視点で描かれます。それぞれが持つ情報はバラバラでも、読者は全部わかっています。そして、3人が一点に向かって収束していくことも。
そんな、全部わかっている上で成立している緊張感と、収束しきったあとの発散の予感が、スピードを上げる原動力です。
おもしろかった。伊坂さんはやっぱりちょくちょく読みたくなりますね。
グラスホッパー
伊坂 幸太郎 / / 角川書店
ISBN : 404384901X
by takibi-library | 2007-08-27 21:09 | いつも読書