「シャーロック・ホームズの冒険」:ワトソン君と関口君

ホームズ、読んでます。あと1つの話でおしまいです。

読んでいて思うのは、ホームズとワトソンは友達なのか?ということです。ホームズは自尊心を隠さず、ワトソンに対して容赦ないし、ワトソンはワトソンでやや露骨にその度を越した様を嫌悪します(でも、ホームズには気にもとめられない)。
ちょっとギスギスしていて、読んでいてあまりいい気分ではありません。

探偵がその補佐役をコテンパンにすることで思い出すのは、京極堂と関口君(京極夏彦さんの作品に登場)です。
でも、ホームズに比べれば京極堂はまだ優しいし、ワトソンに比べれば関口君はずっと気が弱いです。似ているようでも、やっぱり日本人ということか?

ただ、別のこともちょっと考えています。訳の問題です。
今読んでいるのは初版が昭和28年で109刷(すごい・・・)。かなり「そりゃないよ」という言い回しが出てきます。"温かいものぬきの夜食"とか(苦笑)。

そうなると、俄然新訳が気になるわけです。
注釈がなかなか気の利いたものらしいし。

シャーロック・ホームズの冒険
コナン・ドイル / / 新潮社
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by takibi-library | 2007-09-26 20:20 | いつも読書 | Comments(2)  

Commented by bara_aya at 2007-09-27 22:29
私も読んだことなくて。
英語の教材で紐のやつがあったなーというくらいで・・・。
でも、京極堂と関口君をはじめ、コンビ探偵ものは好きです。
ホームズも読まないと、って改めて思いました。
Commented by takibi-library at 2007-09-28 07:50
けっきょく光文社文庫の新訳を買ってしまいました(昨日Amazonで注文)。訳が変わるとだいぶ違うと思うのです。登場人物の言葉づかいからわかること、当時の慣習や時代の風潮などがわかるとぐっとおもしろさが変わってくるはずです。

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