「使いみちのない風景」読了

短いから、1日でさっくりと読み終わりました。

村上春樹さんの文章と、稲越功一さんの写真。
自分にとって「旅」ってなんだろう・・・その問いの答えを頭の片隅で考えながら読み進めました。

前から思っているのですが、私は旅にそれほど関心がないのかもしれません。

ぼんやりしたい。(映画「めがね」的には"たそがれたい"。)
とりとめもなく結論を求められない考えことをしたい。
毎日の暮らしの中で、そんな欲求がふくらむと旅に出ます。そういう時間は不可欠だと思ってはいても、もともとは家好きだし、「毎日の暮らし」には誘惑が多くて、ついつい後回しにしてしまいます。それでときどき、強制的にたそがれに出かけてしまいます。

それには、1泊2日くらいがちょうどいいみたいです。
ちょっと電車に乗って、その土地の美術館に立ち寄って、事前に知人から紹介してもらったお店で早めに夕食をとって、ホテルに戻って、のんびり過ごします。翌日はゆっくり寝て、遅めに朝食をとって、土地の名産品と、気の利いたパン屋さんで翌朝家で食べるパンなんか買って、帰宅ラッシュの前に帰ります。

そんな空想が入り込む余白のある、ゆったりとした1冊です。

使いみちのない風景 (中公文庫)
稲越 功一 / / 中央公論社
ISBN : 4122032105
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by takibi-library | 2007-10-31 21:54 | いつも読書 | Comments(0)  

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