「ソラニン」読了(つづき)

「ソラニン」、読み終わってからちょっと落ち込みました。

自分が得たもの、得ようとしなかったもの、得られなかったもの、失ったもの、引きずっているもの、失ったことさえ忘れてしまったもの。

「ソラニン」に出てくる若者たちは(そう、私とひと回りくらい違う)、私から見るとなんとも頼りなく、そんなに人生甘くないよ、と説教くさく思ってしまうんですけど、そんな彼らは私が知らない人生の味をかみしめているのです。

私は私で、花も実もある、もちろん失敗やつまづきもある人生を送っています。けれども、読み終わってから、同時に私が選んでこなかったこと、手が届かなかったことを思ってしまうのです。思ってもしかたがないのはわかっているけれど、それがなんともやるせなく、心に影がかかってしまいます。

そういう意味で、私はこの作品は好きではないかもしれません。
でも、描かれているいくつかの場面、とくに種田くんの心の移ろいは、とてもいいです。

彼らと同じくらいの年で読みたかった、かも。

ソラニン 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)
浅野 いにお / / 小学館
ISBN : 4091533213




ソラニン 2 (2) (ヤングサンデーコミックス)
浅野 いにお / / 小学館
ISBN : 4091510760






でもやっぱり、人が突然死んでしまう話は、私は作品の中のことと割り切れないから、だめかもなぁ。
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by takibi-library | 2007-12-20 22:02 | いつも読書 | Comments(0)  

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