「森のなかのママ」読了

読んでいて楽しかったです。ほどよいどきどき感があって。

60歳にして始終ファン(?)の男性に囲まれている、のほほんとした"ママ"にいらいらする、頑固な娘のいずみ。いつもいずみがママにやりこめられたり、煙に巻かれたり、驚かされたりするのですが、二人が決裂することはありません。簡単に言うと「親子だなぁ」と。

でも、最近私自身が思っていることでもあるのですが、血がつながっていようと親子、兄弟も個人として向き合うことも必要です。そこを割り切れるか、割り切れないかで心の伸びやかさが違ってくるような気がします。

いずみのママ、毬子さんは心がすごく伸びやかで、いずみはときどきねじれちゃったりしつつ、伸展性を高めつつあるところだと思いました。パン生地の発酵のように。
(そういえば、最近パンを焼いていないなぁとか・・・ちょっと思い出しています。)

毬子さんのように、というと微妙なのですが(笑)、何歳でも伸びやかな心をもっていたいと思いました。

森のなかのママ (集英社文庫 (い59-1))
井上 荒野 / / 集英社
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by takibi-library | 2008-01-25 22:23 | いつも読書 | Comments(0)  

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