本読み誕生の瞬間

友だちは「私にとって本は神聖なもの」と言いました。
それを受けて、私にとって本とはどういうものだろうと考えています。まだ答えははっきりしないけれど、途中経過を書いておきます。

まず、私が本読みになったきっかけについて。私自身はそのきっかけがなんだったのかを憶えていないので、こんなときは即、母に電話です。
すると、私が本読みになった(衝撃の?)きっかけがわかりました。

私が小学校3年生になったときのこと。担任の先生がそれまでのベテラン先生から新米先生(某帝大卒)に替わりました。そして、その新しいクラスが今で言うところの学級崩壊になってしまったのです(うっすらと思い出してきました)。授業参観でその様を見て、母はびっくり。またその後の保護者会で吊るし上げられ、半泣きの先生(ちなみに男性)を見て「この1年は(私の学校での知能向上は)諦めよう」と割り切ったそうです(!)。

そこで母は「勉強は算数の3年生で新しく習うこと(割り算?分数?そんなところ)だけできればよしとして、あと(国語、社会、理科)は本を読ませておけばどうにかなるだろうと、とにかく本を与えてみた」のだそうです。

どうやら私の本読み化はここから始まったようです。記憶にあるマイブームは、月1回配本の「まんが日本の歴史」、偉人の伝記、小学校4年後半くらいからの本格ミステリ(もちろん、子供向けのリライト)と変遷していきます。

というところまで思い出してきたとき、ひとつの疑問が浮かびました。「私はどうやって本を買っていたのだろう」ということです。
私の住んでいたところは近隣に店らしい店はないし、5、6年生になってから、家族でデパートへ行ったときにひとり本屋へ走った記憶はあっても、それ以前どうしていたかは思い出せません。

そして再び母に聞いてみました。話しているうちに思い出したのは、父に買ってきてもらっていた、という答えです。
前述の「初期のマイブーム」については、きっかけになる最初の本があって、それが気に入ると巻末の同じシリーズのリストから次の作品を選んで、父にねだっていました。ちなみに、伝記の最初は「野口英世」、ミステリの最初は「モルグ街の殺人」でした。

きっかけはさておき、マイブームがはじまったころのスタイルは今も変わっていません。私は、自分が知る限りの情報をもとに、そのときいちばんおもしろそうだと思う本を、誰にも遠慮せずに独断100%で選びます。あの頃との違いは、せいぜい5、6冊のリストから選ぶか、もっと広範囲から選ぶか、だけです。

次、何を読もう。候補を思い浮かべる瞬間のうきうき感は、10歳のときから変わっていないみたいです。どうやら。
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by takibi-library | 2008-03-12 21:15 | いつも読書 | Comments(2)  

Commented by saheizi-inokori at 2008-03-13 10:07
7つの孫娘はやはり本が好き。
新しい本を買ってやろうと思って何が欲しい?と聞いて、今度会うときと思っていると図書館から借り出して読んでしまいます。
高学年向きの小さな字のホンをあっという間に読んでしまうから大変ですよ。
先生が悪いのでもなさそうです^^。自然にそうなったらしいですね。
Commented by takibi-library at 2008-03-13 20:30
私は高学年のとき、芥川龍之介の短編集が好きでした。「杜子春」や「蜘蛛の糸」、「芋粥」などです。私にとって、ミステリも芥川も一緒でした(笑)。おもしろい、楽しい、うわーって思う。それがすべて。
今となってはあの先生に感謝しないといけないかも?

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