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ニセ夜勤明けが行く! 本郷通りローラー作戦

今日は、ニセ夜勤明け仲間のKと、なんちゃってちいさんぽしました。
当初は六義園のしだれ桜を見に行こうというのが始まりだったのですが、思いのほか長旅になりました。

まずはお互いに自宅での作業を終わらせて、13:00に神保町の三省堂に集合して、まずは神保町さくら祭へ。
私のまんが師匠の職場であるK書店にて、saheiziさんのブログで読んでいつか読みたいと思っていた「華の碑文」を発見してホクホクです。そして師匠がお店の棚に並べようとしていたカルヴィーノの「イタリア民話集」を買いました。実は恥ずかしながらカルヴィーノという名前をこのときはじめて知って、海外文学をもうちょっと強化していかないと・・・と話していたら、師匠から「クヌギさん、偶数月は外国作家しか読まない!とかにしたら?」と言われてしまって、横でKがくすくす笑っていました。くやしー。

いろいろなお店の棚やワゴンを冷やかすうちに、いよいよお腹が空いたので、スズラン通りのロシア料理のお店に入りました。腹ごしらえをすませて、神保町から六義園まで歩けないだろかと地図を見ると、どうやら行けそう・・・本郷通り、一本道です。

Kは何度か歩いているようですが、私の方は本郷通りを歩くのははじめてです。
かの有名な東大の赤門を生で(笑)見るのもはじめて。だからどうってものではありませんが(ごめんなさい)、ちっちゃい大学に通っていたので、こういう広々とした学校はちょっとうらやましく思いました。桜も満開で、それがなんとも似合うし(私のほうは銀杏並木がありました)。

大学が近くにあるということは、古本屋さんもあるのかしらと、軽く発作に教われましたが、ふらっと入れそうな構えのところはなくて、ちょっとさみしくなりかけたとき、ここを発見しました。

ヴァリエテ本六 → http://www.k5.dion.ne.jp/~varie-h6/index.html

このときの展示とか、本の並びとかはさておき、とにかくお店の作りがすてき。もしも、ブックピックがお店を持つならこんなところがいい・・・そんな妄想がめいっぱいふくらみました。
今度、メンバーを連れて行きたいです。
本六さんのパンフレットをいただいたので、日曜日のミーティングに持っていこう!

本郷通りはお寺が多く、桜も多く、あっちフラフラ、こっちフラフラと花につられて歩くうちに、やっと六義園に到着しました。さすがにたくさんの人でにぎわっています。でも、人が何人取り囲もうとも、満開のしだれ桜のすばらしさはびくともしません。覆いかぶさるようにこちらへ迫ってくるようでありながら、近づくほどに果てしなく広がっていくような感覚は、ソメイヨシノにはない魅力です。
明日はまたちょっと天気が不安定なようですが、まだ花を楽しめると思うので、皆様もぜひ、行ってみてください。一見の価値ありです。

K、誘ってくれてありがとう。最後はちょっと寒かったけれど、あの桜を見られてよかったです。

by takibi-library | 2008-03-28 18:09 |  

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