「華の碑文」:昼休みに没頭!

ちょうど半分くらいまで読みました。
世阿弥元清の弟の視点から描かれていることと、物語の進み方がとても気に入っています。

前者については、圧倒的に能力の違う人をそばで見続けるという弟の立場に、吸い寄せられてしまいます。才能や技量を常に目の当たりにさせる身近な存在は、代えがたい興奮と恍惚と、時に恐怖を味わわせてくれます。それにぞくぞくします。
後者は、テンポがいいということです。細やかに描かれるところをかみしめ、勢いよく駆け上がるようなところを負けじと追いかけるうちに、気がつくとあっという間に時間が経ってしまいます。

今日も昼休みに読んで、ひと目をまったく気にしていなくて、大いに焦りました。
南阿弥の今際の場面で、歯を食いしばって、(たぶん)にらみつけるように文字を追っていたと思われます。

続きを早く読みたいのはやまやまですが、夜更かし確実ですから、寝しなに手にとらないようにしています。
明日は日曜日ですが、がんばって早起きして読みます。

あぁ、楽しみ。

華の碑文―世阿弥元清 (中公文庫)
杉本 苑子 / / 中央公論新社
ISBN : 4122004624
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by takibi-library | 2008-04-12 22:32 | いつも読書 | Comments(0)  

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