「現実入門」読了

おもしろかったです。笑った、笑った。職場の休憩室の、壁に向いた席でしか読めませんでした(肩は揺れていたかもしれない)。

穂村さんの本ははじめて読みましたが、共感することが多かったです。
サブタイトル「ほんとにみんなこんなことを?」、人から聞く話にちょくちょく思うことです。それはたぶん、”人生の経験値”が低めな証拠なのです。
この本の中で穂村さんがはじめて体験したことのいくつかは、私もしたことがなくて、残りのいくつかはしたことがありました。そして、この本に出てこなかった私のしたことがないことを、穂村さんは経験済みなのだと思うと、経験値自体は同じくらいなのかもしれないなーと、思いました。

だから、というわけでもないのですが、

いろいろなことにやたらとどきどきする。
そっち?と思うような、あさっての方向に妄想が広がる。でも冷静。
すてきな異性に弱い。すてきな同性にも弱い。

そんなところがちょっと似ているような気がして、これまたどきどきしました。
違うところは、妄想の切れっ端を話してしまうところでしょうか。それ、言っちゃうんだーと驚きました。もちろん、それは本にするときに入れたフィクションの部分かもしれないけれど、私は本当に言っちゃってる気がしました。

そう、どこまでがほんとで、どこまでがオハナシなのかがわからない、もしかしたらまるごとだまされているのかもしれない。でも、いいや。おもしろかったし。

そんな本でした。

現実入門
穂村 弘 / / 光文社
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by takibi-library | 2008-05-11 10:34 | いつも読書 | Comments(0)  

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