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本、小説について、衝撃のひとこと

土曜日、社員食堂がしまっているので、休憩室でお弁当を食べていたときのこと。

よその部署のまったく知らない女性2人がやはりお昼を食べていました。ひとりの女性がかばんから小さなノート(手帳くらいの大きさ)を取り出し、なにかを書きはじめたところ、もう一人の女性が聞きました。

A 「そのノート、いつも持っているけど、何を書いているの?」
B 「小説」
A 「えーっ!小説書いてるのー?」
B 「うん。読みたい小説がないから、書いてるの」

私 「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」(心の中で)

「読みたい小説がない」、だぁ? 驚きのあまり、右手に箸、左手にお弁当箱を持ったまま、詰め寄りそうになりました。

村上春樹は読んだ? 山本周五郎は? 夏目漱石は? コナン・ドイルは? アーヴィングは? ブラッドベリは? 江國香織は? 小川洋子は? 山田詠美は? 松本清張は? 山田風太郎は? それから、それから……(最近、人名がポンポン出てこないことがあるんですよねぇ・苦笑)。

本屋さん、行ったことある? 本屋さんには読みたい小説が多すぎてこまる(うれしい)んですけど。


この話を、今日のミーティングでしたところ、最近「小説を書きたい」と言う人には、本を読んでいない人が多いそうです。そして、小説の書き方講座はなかなか盛況だとか。

私には不思議な話に聞こえます。

by takibi-library | 2008-06-15 22:45 | いつも読書  

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