「誰よりも美しい妻」:ちょっと久しぶり

いくつか読んだ井上荒野さんの作品の中で「森の中のママ」がいいと話したら、「じゃあ、これ好きかも」と、ブックピックのWさんに教えてもらった本です。
文庫になっていなし、単行本に遭遇する機会もなくて、忘れかけていたのですが、先日行った歯医者さんと同じビルの1階にある古本屋さんで見つけました。

タイトルがすごい。「誰よりも美しい妻」
帯の言葉がすごい。「誰よりも美しい妻は幸福なのだろうが、不幸なのだろうか」

“誰よりも美しい”と“妻”どちらにも重なっていない私には、帯の問が途方もなく、ちょっとしたファンタジーの域に思えます。その「はぁ?」というつかまれ方が、愉快です。

おとといの晩、寝しなに読みはじめたら、あっというまに1/3ほどまできてしまいました。事件がおこったり落着したりする、うっすらとした気配だけが、もつれたりほどけたりしながら、するするとひたひたと物語を進めていきます。抑揚はないけれど、そのささやかなどきどき感がいいです。

これから続きを読みます。ふふ。

誰よりも美しい妻
井上 荒野 / / マガジンハウス
ISBN : 483871632X
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by takibi-library | 2008-11-20 23:01 | いつも読書 | Comments(0)  

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