2006年 02月 01日 ( 1 )

 

うむ、微妙だ。

小さんの娘 ハッピー出もどり
小林 喜美子 / ぴあ




半分読みましたが・・・何が言いたいのでしょうかこの本は。
読んでいて不愉快でも、つまらなくもないのですが、タイトルが中身をあらわしていません。

"出もどり"については、「子どもがいくつのときに離婚して出もどった。でも、実家が裕福だし、父親が有名人だし、当時は離婚や出もどりのイメージは悪かったけど、好きに子どもを育てられてハッピーだったわ」ということしか書いていません。
あとは、子育ての記録。アドバイスもありますが、「実家が裕福で、父(子どもの祖父)が有名人、口出しする夫なし」であることが前提の子育てなので、普通の核家族でのお母さんに参考になるのか・・・私にはわかりません。

迷いや、慢性的な悩みはまったく出てきません。おそらく著者はそういうものにかまけている暇がないほど、子育てと噺家の家を守ることに没頭していたのだと思います。それは事実で、すばらしいことだれど、そのことはあまりリアルには伝わってきません。
意地悪に言うと、「わかるわけないわよ」というスタンスを感じます。

きっと、著者は「小さんの娘」または「十市と花緑の母」として目一杯苦労し、恩恵を受けてきたのでしょう。それがどういうものか、想像はつきません。想像する材料はこの本には細かくちりばめられて形がありません。私はこの本を楽しむポイントを逸してしまったのでしょうか?
「出もどり=自分の人生の転機」が書きたいのか、特殊な子育てのハウツーが書きたいのか・・・本のテーマが半分読んだ時点では絞れていません。

とりあえず終りまでは読むつもりですが、ちょっと期待薄です。
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by takibi-library | 2006-02-01 22:43 | いつも読書 | Comments(5)