カテゴリ:いつも読書( 750 )

 

☆「草の花」読了

「草の花」、読み終わりました。
藤木、君は僕を愛してはくれなかった。そして君の妹は、僕を愛してはくれなかった。僕は一人きりで死ぬだろう・・・・・・。

こんなに悲しい一節は久しぶりでした。
人間死ぬときはたしかに一人です。もしかしたら、生きている今も、本当は一人きりなのです。

でも、それに気づくときが、なるべく少なくあってほしい、私はそう願っています。
生きながらそれを冷静に見つめるほどの孤独はありません。
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by takibi-library | 2004-04-20 20:25 | いつも読書 | Comments(0)  

☆「一人の男が飛行機から飛び降りる」

変な本を買ってしまったなぁ・・・というのが、正直な感想です。

たしかに「超短編集」とは書いてあるけど、昼に読んだ1つ目の話は1.5ページで終わってしまいました。おまけに、オチらしいオチもないです。なので、読み終わっても、

「おおぉい、あたしゃどーすりゃいいんだい?」

と思うのです。

でも、なぜかけっこうおもしろいので、読みすすめることにします。
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by takibi-library | 2004-04-20 18:30 | いつも読書 | Comments(0)  

☆2冊購入

昨日の仕事帰り、会社の向かいにある丸善へ行きました。
目的は「ひとたびはポプラに臥す4」を買うことでしたが、思いがけず、もう1冊買ってしまいました。

「一人の男が飛行機から飛び降りる」ユアグロー著、新潮文庫

実は上記タイトル/著者とも、私にはどーでもよくて(笑)、表紙がバクスターの絵だったこと、訳者が柴田元幸さんだったことで、うっかり買ってしまいました。

なので、どういう本なのか、まったくわかりません。
もしかしたら、外れかも?
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by takibi-library | 2004-04-20 09:29 | いつも読書 | Comments(0)  

☆Sarah, Plain and Tall

英語のシャワーの蔵書候補として読んだ本(子供向け)に、思いがけずよい一節を発見しました。
There are always things to miss. No matter where you are.

・・・9~12歳向けの本のはずなんだけど(笑)。
最後の1章などは、かなり感動しました。
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by takibi-library | 2004-04-19 17:23 | いつも読書 | Comments(0)  

☆「草の花」

今日の昼は、けっこう集中できたのか、いつもより多く読みすすめたと思います。でも、登場人物たちが繰り広げるキリスト教における無教会についての議論は、私には難しいです。けっこう飛ばし読みかも。
このあたりであとあと重要になる伏線があったとしたら、たぶん、見落としているだろうなあ・・・。
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by takibi-library | 2004-04-15 17:20 | いつも読書 | Comments(0)  

☆三島由紀夫、夏目漱石

昨日は、気のおけない仲間との飲み会がありました。
その席で、三島由紀夫はいい!と聞いて、やっぱりミシマは押さえておくべきか・・・と思いました。
(実は、三島作品はほとんど読んでいないのです。)

その人は「日本だったら森鴎外と夏目漱石がすごい」とも言いました。

漱石! 高校生のときにものすごくはまりました。いちばんすきなのは・・・やっぱり「それから」かなぁ。代さんに(当時は)共感しました。そして今、そういえば(経済状態が)代さんっぽい自分に気づいたり(笑)。

ちなみに、その人のイチ押しは「明暗」だそうです。

漱石作品は、ある意味とても現代的なのかもしれません。
読んでいるときに、あの寄る辺なさ、不安定感の波長がぴたっと合うような瞬間があります。
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by takibi-library | 2004-04-15 15:36 | いつも読書 | Comments(0)  

☆「草の花」

僕等はゆっくりと夏蜜柑の袋を剥き、ゆっくりとその実を口に入れた。

幸福なひとときの終わりが見えてくると、そのときすることのすべてをていねいに、ていねいにしようと思います。
将来それを振り返ったとき、暗い影の入り込む隙のない、隅々まで満たされた幸福として思い出したいからでしょうか?

でも、実際そのときは、そんな先のことはわかるはずもなくて、ただただ、そのひとときが大切なんだってだけで、そのひたむきさですべてに取り組んでしまうのだろうなあ。
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by takibi-library | 2004-04-14 23:18 | いつも読書 | Comments(0)  

☆「草の花」

思い出すことは生きることなのだ。

人生においてそういう局面になったとき、自分が生きていると自覚するには何かを思い出しつづけるしかなくなったとき、思い出せることを作る。
私の今はそういう時期、でありたいです。

秘密―しかしそれはもう誰でも知っていることかもしれない。それでも僕はそれを大事にしておきたかった。

大事にしておきたいんだけど、人に知られてはじめて腹もくくれるってこともある、と思います。
知られることでその大事さ(あるいは取るに足らなさ)を思い知らされるから。
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by takibi-library | 2004-04-13 22:16 | いつも読書 | Comments(0)  

☆「草の花」

「ひとたびはポプラに臥す」をいったん休んで、今日から「草の花」を読み始めました。休むのは、単に続きの4巻目を買っていなくて、朝の電車で読むものがとっさに見つからなかったから(笑)。

「草の花」は、まず、帯に書いてある言葉が目を引きました。
「私はこの尊いまでに美しい小説を酸素や水のように求めている。
 必敗の、けれども尊厳に溢れた、戦いの記録を読んで共感し涙する。」
佐藤江梨子

私はこの佐藤江梨子さんを知らなかったのですが、グラビアアイドルの方だそうです。なので、私よりずっと若い人なのでしょう。
そして、この本は新潮文庫の「大人の時間」というフェアに取り上げられていて、この帯がついています。
まだ私は本の数ページしか読んでいませんが、この本は「大人」になってから読むのでは遅いのではないか、と少し思っています。

佐藤江梨子さんは、たぶん「間に合った」のだと思います。
そう思うと、全然知らない人ですが、よかったね、と心の中で声をかけてしまいます。
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by takibi-library | 2004-04-12 17:49 | いつも読書 | Comments(0)  

☆「草の花」

「ひとたびはポプラに臥す」もちょうど折り返し地点。
少し、中だるみなのか、次に読む本を探したくなってきました。

家にあった女性ファッション誌に石原慎太郎都知事のインタビューが載っていました。
Q 30代で読んでおいたほうがいい本は?

A 難しいねえ、本はその人の感性によるから。
  ただ、読めばいい本はいっぱいあるよ。
  昔の中河与一の「天の夕顔」なんて美しいし、伊藤左千夫の「野菊の墓」もいい小説。下手くそだけどきれいだ。福永武彦の「草の花」も傑作だ。これらには、ただ性愛の世界じゃない、男の一途さとか男女のつながりがありますよ。

正直、すごいな、と思いました。
こういう雑誌(というのは偏見だと思うけど)に、ややマイナーといえる純文学を紹介するのって、すごいな、と。

なので、「傑作」という「草の花」を読んでみます。大学生のとき、あらすじだけ読んで本棚に戻した記憶があるけど(笑)。
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by takibi-library | 2004-04-11 11:11 | いつも読書 | Comments(0)