カテゴリ:鑑賞( 48 )

 

たまにはふだんとちがう音楽:SARAVAH for Quiet Corner

家にいるときの音楽は、たいていロックです。それもごく限られた、聞き続けているものばっかり飽きずに聞いています。
たまに、ジャズやクラシック(バロック)も聞きますが、たまにです。

TwitterのTL上で見つけたCD「SARAVAH for Quiet Corner」はHMVでしか売ってないらしい、とわかったら、家からいちばん近いCD屋さんがHMVなものだから、(情報はわたしにとってたしかな筋だし)これは買ってみろってことだろう、と思って買いました。ほんと、思いつきです。

SARAVAHというレーベルのことも、フランス語も、歌ったり演奏したりしている人のこともわからないけど、ずいぶんと気分のいいCDです。
すごく元気が出るとか、感激するとかじゃなくて、ふつうの日のつつがない様子が、それはそれでちょっとすてきな気がしてくる、生活のポケットにちょっと入れておきたくなる感じの音楽が入っています。

買った当初、おされすぎたかなーと思ったけど、うちのふだんの献立の食卓にもあんがいすんなりなじみました。
わたしのつたない文章では、どんな音楽か伝わらないと思うので、興味のある友だちさんは、ご飯食べに来てくれたら、このCDかけますよ。

でも、そういうときはちょっとすかしてフランスパンとか出しちゃうかもね!
(実際、奮発して買った高性能トースターでリベイクしたフランスパンはなかなかなのですよ。)

HMVのサイトの紹介文
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by takibi-library | 2012-06-05 23:43 | 鑑賞 | Comments(0)  

牛腸茂雄「SELF AND OTHERS」

ずっとその名前が心に留まっていた写真家、牛腸茂雄。

ブログのトップの写真で手にしている写真集が彼の作品なのですが、すすめられてはじめて手にしたときはすでに絶版となっていました。
古本に親しみはじめてまだ日が浅い頃で、そのうちにどこかの古本屋さんで出会ったら手に入れようと思っていたら、先月、ついにめぐり会ったのです。

身の回りにいる人々のモノクロのポートレイトを集めた写真集です。けれども、ページをくるうちに、はっとさせられたり、涙ぐましいまでの切なさが湧き起ってきたりします。
ふだんどおりに過しているときに、ちょっとカメラのほうを向いた、とういうような、さりげない写真ばかりなのに。

その理由はわたしには説明できませんが、それがこの写真集のすばらしさなのだと思います。

SELF AND OTHERS

牛腸 茂雄 / 未来社


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by takibi-library | 2010-12-11 23:01 | 鑑賞 | Comments(0)  

グラナダTV「ミス・マープル」

今週はNHK-BSでグラナダTV製作の「ミス・マープル」をやっています。

私もあんなかわいらしいオールド・ミスになりたいものだと思うのですが、今夜見ていて気がついたことがありました。
ミス・マープルのファッション、最近の“森ガール”と似ているような。そう感じるのは私だけ?
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by takibi-library | 2010-09-29 22:06 | 鑑賞 | Comments(0)  

はじめてのパートワーク

テレビコマーシャルでよく見る「週間○○を作ろう」というような雑誌を“パートワーク”というそうです。
これまで「こんなの誰が買うのかしら」と思っていたのですが、次から次へと発売されているところを見るとそれなりに人気があるのでしょう。ついに私も買いはじめてしまいました。それは、これです。

シャーロック・ホームス゛の冒険 DVD BOOK vol.1 (宝島MOOK)

宝島社


グラナダTVのテレビシリーズです。NHKで放送されていたときに気に入っていたので、家人が見つけて買ってきたのがはじまり。ひとつ見てやっぱり全部ほしくなったので、往来堂へ既刊全部の取り寄せとこれから先全部の予約をしました。きっとみんなこんなふうにはまっていたのですね。

昨日は「ボヘミアの醜聞」と「海軍条約文書」を見ました。
両方とも原作は読んでいますが、「海軍~」のほうは半分以上話が進むまで結末が思い出せませんでした。この調子だったら、生涯楽しめそう(?)。そう思うと安い買いものかもしれません。

ブックレットにはスクリプトがついています。読むまではしていませんが、英語のS先生の解説を聞きたくなりました。
きっと、英語の言い回しだけでなく、部屋のしつらえや小道具、衣装などの意味も教えてくれるだろうと思うと、とたんに物足らない気分になります。ブックレットには多少小ネタも紹介しているのですが、全然足りません。

S先生(ほんとうはSさんと呼んでいる)、お元気かしら?
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by takibi-library | 2009-11-17 21:41 | 鑑賞 | Comments(0)  

「ホノカア・ボーイ」を見た。

映画「ホノカア・ボーイ」を見ました。

大学を休学して、ハワイの田舎町・ホノカアで過す若者、レオの日々を描く作品です。
が、なんといっても魅力的なのは、レオが住み込みで働く映画館の隣に住むおばあちゃん・ビー。倍賞千恵子さんが演じるのですが、カラフルで個性的な服、明るい台所で作るごはん、心の中で「おおーっ!」と思いました。

あんなおばあちゃんになりたい。

物語はさらっとしているのですが、気になる(まねしたい)ことがいっぱいあったので、プログラムも買っちゃいました。レシピもついてたし。
秋も深まってきたことだし、また料理に気合を入れたいと強く思いました。


もうDVDになってた(やっぱりね)。

ホノカアボーイ [DVD]

ポニーキャニオン



本もあるみたい。どうかしら?
個人的には食べものがどう描かれているかにかかっていると思う。

ホノカアボーイ (幻冬舎文庫)

吉田 玲雄 / 幻冬舎


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by takibi-library | 2009-10-21 23:51 | 鑑賞 | Comments(6)  

音楽劇「トリツカレ男」

三段跳び、サングラス集め、探偵稼業、さまざまなものにトリツカレては、猛烈なトリツカレぶりですべてをトコトン極めてしまう“トリツカレ男”のジュゼッペの物語。
いしいしんじさんの小説を音楽劇に仕立てた作品を昨日観てきました。

ジュゼッペ役は、ミュージカル俳優の坂元健児さん、ジュゼッペがトリツカレる少女ペチカにはクラムボンの原田郁子さん、という配役です。
家人が坂元さんのファンで、私はいしいさんの「ごはん日記」が好きで、絶妙なとりあわせとなりました。

原作を読んだときから、これは音楽劇にピッタリだと思いましたし、とくにジュゼッペ=坂元さんはいい配役と感じました。ただちょっとだけ、原田さんの歌が、ミュージカル俳優の歌とあわせてどうなの?という疑問がありました。
ところが実際は、想像したような違和感はありませんでした。
エコーなんていらないくらいの、のびのびとした坂元さんの声と、ささやくような、ときには楽器のような原田さんの声は、ジュゼッペとペチカの個性として受け取れて、物語に深みを与えるようになっていたと思います。

また、小野寺修二さんによる振付、パントマイムをベースにしたダンスのアンサンブルがすばらしかったです。
物語の設定では、多少原作と異なる点もありましたが、彼らの不思議な、繊細だけれどどこかこっけいな動きが、いしいしんじさんの世界の魅力、不思議さを表していたと思います。

公演パンフレット(CDサイズ!2曲入りCDつき)によると、この作品は“「音楽と芝居とダンス」の融合”を目指したとあります。それは実現できていたと思います。
ミュージカルと音楽劇の違いが少しわかった気もします。音楽劇のほうが物語の進行に無理がありません。大作ミュージカルの妙にデフォルメされた展開に違和感を感じる方も、この「トリツカレ男」は楽しめるのではないでしょうか。


アトリエ・ダンカン プロデュース 音楽劇「トリツカレ男」

トリツカレ男 (新潮文庫)

いしい しんじ / 新潮社


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by takibi-library | 2009-09-08 12:05 | 鑑賞 | Comments(0)  

ミヒャエル・ゾーヴァ展

昨日、銀座松屋で開催中のミヒャエル・ゾーヴァ展を観てきました。

なかなかの盛況でしたが、小ぢんまりした作品も近づいてしばしじっと見つめることができる程度で、じゅうぶんに楽しめました。

ゾーヴァを知ったのはポストカードの専門店に行ったときでした。厚みのある色合いとかわいらしさにぴりっと皮肉が利いていて、思わずくすっと笑ってしまうような絵がすぐに気に入り、そこにあった豚のエリカの連作9枚をまとめて買いました(ポストカードですから、値段はたかが知れています)。以来、いろいろな店でゾーヴァのカードを見かけると、買わないまでもしばらく眺めて楽しむようにしています。

今回の展覧会では、このために収録したゾーヴァ本人へのインタビュー映像が放映されていました。DVDとして販売しているものの抜粋なのですが、白いアトリエ、暖炉に使うタイルを転用したパレット、上塗りを続けている作品、映画「アメリ」のために製作したランプなど、見ていてとても楽しいショートフィルムでした。
その中で、「幸せとは何か」という質問に対して、ゾーヴァが「好きなことができて、なおかつそれで生活の糧が得られたら、それは幸せだと思う」というようなことを答えていたのが印象的でした。

展示を見たあとは、予想以上の規模で書籍やグッズの販売が展開されていました。招待券をいただいていたので、自分の中で何かしら買い物をしていいことにはしてたのですが、あまりの種類の多さに一瞬舞い上がって、冷静になるまでちょっと時間がかかってしまいました。
結局、クリアケースとチケットホルダー、300ピースのジグソーパズル「エスター・ハージー王子の冒険」を買いました。

パズルはときどきしたくなります。今持っているのはムンクの「叫び」だけなので、かわいいのがほしかったのです。
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by takibi-library | 2009-05-08 17:03 | 鑑賞 | Comments(0)  

けっこう好きかも。演劇ユニットcolumba

昨日観ました。明日までの公演。ちょっと若い(青い)感じもするけれど、けっこう好きかも、です。
去年のラ・マレアで私たちが作った本屋さんの場面に出演した、安藤真理さん、出てます。

くわしくよさを書いている時間がなくて、ごめんなさいね。夜なべ(はしてないが)仕事で、文庫本葉書をこさえているの。

とりあえず、こちらをみてくださいな。→columba公演「シンデレラ」
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by takibi-library | 2009-04-19 00:07 | 鑑賞 | Comments(0)  

竹中英太郎記念館へ行きました。

祖母の卒寿のお祝いで甲府へ行きました。
先月読んだ「ブンブン堂のグレちゃん」で知った竹中英太郎記念館は、親戚一同で泊まることになっていた湯村温泉のホテルのすぐ近く。なんて奇遇な!これは行かない手はありません。

ということで行ってきました、という話をbook pick orchestraのブログに書きました。

orchestra pit 「甲府にて」
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by takibi-library | 2008-09-07 21:07 | 鑑賞 | Comments(0)  

ロック!

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観てきました「五右衛門ロック」!おもしろかったー。
歌あり、踊りあり、立ち回りあり、笑いあり、人情あり、観終わった後のカタルシス大あり。

時代考証なしの時代劇に、冒険とルパン三世(笑)が加わると、無敵のファンタジーになるんだ!と圧倒されました。この「圧倒される感じ」に、カタルシスの源があるように思えます。なんかとてつもないものに出会ってしまって「うわーっ」っとなった瞬間、思考が止まるわけですが、そこで無駄にあがかないで、やぶれかぶれでついて行っちゃったその先に、爽快感があるんじゃないかと。
「明日からもまたかんばるぜ!」って気分になるね、などと家人に語ったのに、昨晩は公演パンフレットを夜中に読み込んで、今朝はしっかり寝不足です(笑)。

それにしても、今回はなんといっても森山未來君ですね。
もともとダンスの人らしいのですが、今、あの演技力でアレだけ踊れる役者さんはいないと思います。
振り付けがあると思うのですが、なんか、当たり前に身体が動いているように見えて、宮崎アニメと同じように、観ている側のの身体まで軽く感じられるのです。あんなふうに動くことはありえないのですが、誰もがこんなふうに動けるんじゃないかと錯覚してしまいます(こう思うのって私だけかもしれませんが)。

ところで、新宿コマ劇場は今年いっぱいで閉館ですが、その“コマ”もちゃんと拝める演出になっていました。
どの席からも舞台が観やすそうな劇場ですが、さすがにいかんせん古いですね。でも、あの装置は魅力的。どこかに残るといいなぁと思いました。
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by takibi-library | 2008-07-23 07:56 | 鑑賞 | Comments(2)