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心の「こり」

今日は、久しぶりにアロママッサージへ行きました。

はじめてアロママッサージを受けたときは、とくに必要に迫られてではなく、そこそこお金もあるし、ちょっとぜいたくしてみるか!という浮かれた気持ちで臨みました。しかし、終わってみてびっくり。本当にからだが軽くなるというか、私のからだは疲れていたのだ!と思い知らされたのでした。

以来、なんとなーく疲れたなぁと思ったり、からだの左右のバランスがおかしいなぁと気になったら、臆せずマッサージを受けることにしています。
今回行くことにした理由は、疲れているはずなのに、気が張っているせいか5時間くらいでパッと目が覚めてしまうからです。マッサージを受けて、強制的にリラックスして気持ちをほぐそうと。

施術の後、マッサージをしてくれた人に予想どおりのことと、予想外のことを言われました。

予想どおりだったことは、からだの左側がこっていて、それは副交感神経に影響がある=気持ちが高ぶっている、リラックスしていない状態なのだそうです(もともと「こり」に鈍い体質なので、左がとくにこっているという自覚はなかったのですが・・・)。やっぱり心がこっていたんですね。

それから予想外だったことは、「鎖骨のあたりがこっていました」。
鎖骨のあたりって・・・筋肉ないですよね?ほとんど皮だけだと思うのですが、こんなところもこるんですね。不思議です。

帰り道、「今夜はリラックスなのだ!」と心に決めて、9時過ぎにもかかわらず食べたくなったケーキを買いました。近所の喫茶店のアップルパイ。
夕飯を軽めにして、いそいそとアップルパイを温め、熱い紅茶と楽しみました。

リラックス満喫!
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by takibi-library | 2008-01-31 22:52 | くらし | Comments(0)  

「にんげんのおへそ」:経験の層を重ねること。

高峰秀子さんのエッセイは、彼女の人生に蓄積したさまざまな経験の層でろ過された水のようだと思います。
彼女自身の実際の体験談であるのに、不思議と生々しさがなくさらりとしています。けれども、その文章の流れに触れ、手を浸すように思ってみると、高峰さんのそのときの感情がちゃんと伝わってきます。

たとえば、旅行に出るときに夫と自分のお弁当を作るとき。
たとえば、養母に実母の写真を粉々にちぎられたとき。
たとえば、映画の撮影ですばらしいスタッフに囲まれていたことを思い出すとき。

多少のシチュエーションの違い、スケールの違いがあっても、ふと私の身に降りかかったこと、私が大事に持ち運んで生きていることと、素直に「いっしょだ」と思えるのです。
それはこちらからの共感ではなく、高峰さんの許容なんです。ささやかな楽しみも、自分でも驚くような憎しみの気持ちも、その思い出がずっと自分を励まし続けてくれる温かさも、人生なんだから当たり前にあることなのだと。それを自分で持ち歩き続けるだけだと。それについて自慢することも、恥ずかしく思うことも必要ないのだと。

年を取ってから透き通った水が流れるように思い出を語るために、経験の層を今、少しずつ厚くしていきたいです。
明日また1枚、薄い1枚がひらりと重なるように。そんな願いを小さく握りしめて夜明けを待知わびながら、ふとんにくるまろう。

にんげんのおへそ (文春文庫)
高峰 秀子 / / 文藝春秋
ISBN : 4167587068
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by takibi-library | 2008-01-30 23:09 | いつも読書 | Comments(0)  

味噌ラーメン

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今日はひとりごはんなので、仕事帰りにラーメン屋さんに寄りました。
ここ数日、東京では最高気温が10℃未満の日が続いています。この冬真っ盛りのときにはラーメンもひときわおいしかろうと思いたちました。

寒い季節には味噌ラーメンが気分です。ぴりっとほんの少しだけ辛くて、野菜たっぷりで。
あつあつのスープをすすり、しゃくしゃくと野菜を噛んで、食べ終わる頃には外を吹きすさぶ風のひんやり感が恋しくなってきました。

小雨が降ったり止んだりの寂しげな空模様の一日でしたが、湿ったアスファルトを蹴る私の足取りは、心なしかほがらかだったはずです。

本日はこれにて。また明日。
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by takibi-library | 2008-01-29 18:19 | くらし | Comments(0)  

「いつか王子駅で」読了

するるる~~と読めました。すごく盛り上がるとか、先が気になってたまらないという作品ではありませんが、気持ちよく文章の流れに乗ることができました。

都電の走る街での暮らし。
小料理屋さん、古本屋さん、旋盤工のいる町工場、もんじゃ焼き、カステラ、珈琲・・・ひとつひとつはささやかな存在ですが、それがつながると「私」を静かに包む空間になります。それを読む私自身の身の回りのものも、そんなつながりを持っているのだろうかとあらためて感じ取りたくなりました。

全体的にくすんだ、乾いた印象ですが、ときどきはっとするほどなまめかしい雰囲気に出くわします。それは描かれていること自体はごくふつうの、とくべつカラフルではないことです。でも、それには不思議なときめきがあって、過ぎるとちょっとばつが悪いような気分になります。顔に出るようなことではないのに、自分の心の温度がふわっと上がっている実感があるからです。
きっと、それはこの本の「私」がひっそりと抱いている色っぽい気持ちが伝わってきているのだと思います。

堀江敏幸さんの本は今回はじめて読みましたが、ずっと気になっている作家の1人でした。
きっかけはある古本屋さんで、堀江さんの「郊外にて」を見かけたときです。表紙が松本峻介の作品(絵)でした。そのときは他にいろいろ買ってしまったのであきらめたのですが、今もあの本がまだ残っているか思い出しては、それほどしょっちゅうは行かないその町にある古本屋の棚を想像します。

今度行ったとき、まだ棚にあったら、きっと買います。

いつか王子駅で (新潮文庫)
堀江 敏幸 / / 新潮社
ISBN : 4101294712
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by takibi-library | 2008-01-28 19:31 | いつも読書 | Comments(0)  

甘酒の誘惑

私はお酒が飲めません。でも今日は、あこがれの「朝酒」をしました。
たくさん洗濯をして外に干したら手も顔もきんきんに冷たくなってしまったので、残っていた「甘酒」を沸かして飲んだのです。

甘酒ですから酔っ払うことはありません。けれども、私は甘酒を「午前中から飲むものではない」と位置づけているので、甘酒があったな、と気づいたときにはちょっと興奮しました。9時前にこの甘ったるい、顔面の筋肉がだらしなくゆるむ飲みものをちびちびと味わうことは、それなりにうしろめたく、ことさらおいしく感じました。

寒いうちに、何度か楽しみたいです。休みの日に早起きをして、「もう家事が終わったけど、まだこんな時間だよ~ふふふ」とか思いながら、ごぼうびに甘酒。
それにはやっぱり自分で仕込んだものが理想です。お正月に祖母の家で自家製の甘酒を飲んだときに、祖母から「簡単に作れるよ」という悪魔のささやき(笑)を耳にして、うるち米ともち米の割合とか聞いてしまいました。「作るならもち米100%だ(←「リトル・フォレスト」で読んだ)」と、テンションがあがり、妄想がふくらんだものです。

家族にしてみれば、またそんなものを作って・・・と思われかねませんが、やはりここはやっておくべきか。
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by takibi-library | 2008-01-27 09:22 | くらし | Comments(2)  

静かな朝

冬の朝は、静かです。

今朝も6時に起きてしまいましたが、外の寒さを思いつつ熱々のコーンスープをすするのは、なかなかぜいたくな気分を味わえます。

お昼前に出かける予定なのです。それまでの数時間で何ができるだろうと、貧乏性な面が出てきそうですが、今日は最低限の家事以外は何もしないで、のんびりと過ごそうと思います。

たまにはそういう時間もたいせつ。
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by takibi-library | 2008-01-27 08:06 | くらし | Comments(0)  

楽しい新年会!

今年初の、たぶん1回だけかも?の「新年会」という集まりです。ブックピックのメンバーと末広町の雲南料理のお店。

まずは神保町へ。夕方からのミーティングを一区切りしたところで、タクシーで末広町へ移動です。実は、私にとってははじめてのブックピックの夜の部。密かにちょっとワクワクしつつ。

お店は家庭的な雰囲気で、でもちょっとトイレがエロティック(笑)で、密かにスパイシーな料理にからだが温まります。
ふだんうちに集まる友だちとは全然違う雰囲気、話題、世代の違いに興味津々!とくに、元ゲーム少年二人のトークには大爆笑。「スウィート・ホーム」というゲームの話が強烈にウケました。
家に帰ったら、家族に「ちょっと風邪声じゃない?」と言われてしまいました。声がちょっとかれるくらい笑ったのは本当に久しぶりのことです。

楽しかったー!
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by takibi-library | 2008-01-27 00:02 | くらし | Comments(0)  

「森のなかのママ」読了

読んでいて楽しかったです。ほどよいどきどき感があって。

60歳にして始終ファン(?)の男性に囲まれている、のほほんとした"ママ"にいらいらする、頑固な娘のいずみ。いつもいずみがママにやりこめられたり、煙に巻かれたり、驚かされたりするのですが、二人が決裂することはありません。簡単に言うと「親子だなぁ」と。

でも、最近私自身が思っていることでもあるのですが、血がつながっていようと親子、兄弟も個人として向き合うことも必要です。そこを割り切れるか、割り切れないかで心の伸びやかさが違ってくるような気がします。

いずみのママ、毬子さんは心がすごく伸びやかで、いずみはときどきねじれちゃったりしつつ、伸展性を高めつつあるところだと思いました。パン生地の発酵のように。
(そういえば、最近パンを焼いていないなぁとか・・・ちょっと思い出しています。)

毬子さんのように、というと微妙なのですが(笑)、何歳でも伸びやかな心をもっていたいと思いました。

森のなかのママ (集英社文庫 (い59-1))
井上 荒野 / / 集英社
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by takibi-library | 2008-01-25 22:23 | いつも読書 | Comments(0)  

「森のなかのママ」:こっちのほうが好き。

「だりや荘」を読んで、井上荒野さんの本はもっと読んでみたいと思ったので、欲望の赴くままに(というほど熱っぽいものではありませんが)、手に取りました。
相変わらず、最寄り駅の駅ビルにある本屋さんとは相性が悪く(苦笑)、「だりや荘」以外には2冊しかなくて・・・「森のなかのママ」はそのうちの1冊です。

そんなたいして積極的ではない理由で買った1冊ですが、これがけっこういい感じ。最近仕事がヒマで、今日はついに耐え切れず、ときどき周囲の目を盗んで読んでしまった結果、昼休みに買ったのに、おそらく明日には読み終わる勢いです。

だから、もう次はどれにしようかと・・・よその本屋さんにも行きたい!(笑)

森のなかのママ (集英社文庫 (い59-1))
井上 荒野 / / 集英社
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by takibi-library | 2008-01-24 22:30 | いつも読書 | Comments(0)  

「沈黙のファイル」:瀬島龍三って?

はじめは「ふぅん」と思って読んでいましたが、途中からがつがついって、インタビューの記録の部分を残すまでになりました。

まず、ここまでじゅうぶん言えることは、私には「不毛地帯」よりおもしろいです。数倍おもしろいです。読んでムダだったとは思わないけれど、「沈黙のファイル」を先に読んでいたら、相当がっかりしていたと思います。

そして、瀬島龍三って、なんだったんだろうと思います。「不毛地帯」の壱岐正はそれなりにヒーローとして描かれていましたが、この「沈黙のファイル」を読むと、ますます人間離れするというか、同じ人間と思えないというか・・・こういう人もいるんだなぁと割り切れません。
彼が何を自身のレーゾンデートルとしていたのか想像がつかず、気持ちが悪いです。

それを本人に聞いてみたい気もしますが、昨年亡くなったんですよね・・・。

沈黙のファイル―「瀬島 龍三」とは何だったのか 新潮文庫
/ 新潮社

ちなみに・・・
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by takibi-library | 2008-01-23 21:31 | いつも読書 | Comments(0)