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美容師さんのはさみについて

先日髪を切りに行ったときのこと。

お店のドアが開いたのでチラッと見ると、いかにも仕事中といったスーツ姿の男性が入ってきました。「仕事中に来ちゃうか~」と内心思っていたら、美容師さんが「ちょっと失礼します」と言ってバックヤードへ向かいました。出てくるとそのままその男性のところへ。
よく見ると男性はキャリーバッグを引いています。「出張前とか後とか?」と驚いていたら、実際はこういうことなのでした。

この男性、美容師さんが使うはさみのメーカーの方でした。会社は和歌山にあって、定期的にメンテナンスするはさみを受け取り、できあがったものを届けに出かけてくるのだそうです(100%仕事中、でした)。キャリーバッグの中ははさみがたくさん入っていて、どれも5万~10万円もするとか。かなり大事なキャリーバッグ(でも飛行機だったら機内に持ち込めない!)です。
和歌山のメーカーは業界ではかなり有名で、多くの美容師さんがそのはさみを使っています。このように御用聞きに回るシステムが成り立つのもそういう事情があってのことでしょう。

和歌山といえば、高野山とアドベンチャーランド(パンダがいっぱいいる)、あとは梅干しくらいしか思いつかなかったけれど、プロ使用のはさみのメーカーも(その業界では)有名なのでした。
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by takibi-library | 2009-03-29 09:34 | くらし | Comments(0)  

「かもめ食堂」読了

友だちから借りました。

これまで群ようこさんの本はエッセイしか読んだことがありませんでした。それらの印象では、不幸や不運はたしかにあること、そのいたたまれない感じが強く残っています。そのため、群さんのエッセイは読み終わってあまり気分がよくないことが多く(あぁ、よかった、と思ったことはたぶんない)、人から手渡されるか、何かよんどころない事情がないかぎり読むことはありませんでした。

映画「かもめ食堂」の公開はだいぶ前のことですが、映画を観て、この原作が群さんであることは違和感以上の衝撃でした。受け入れがたい、信じたくない(すみません)と言ってもいいくらい。
それで、映画は大いに気に入って、片桐はいりさんのフィンランド滞在記「わたしのマトカ」も読んだのですが、この小説「かもめ食堂」については見えないふりをしていました。

そして時間が経って、先月のこと。
ふだんあんまり本の話をしてこなかった友だちと、ちょっと本の話になって、彼女が「群さん、けっこう読む」と言いました。私は正直に「ちょっと苦手」―“ちょっと”は正直な表現じゃないけど―と白状しました。すると、「でも、映画の『かもめ食堂』は好きでしょ?小説もよかったよ」と教えてくたうえ、数日後、本を貸してくれました。

それを読みました。

トータルで2時間くらいかな。映画を見るのと同じくらいの時間で読み終わりました。
ちょっとがっかりなこともあったけど、雰囲気は映画と変わらず、私にも親しめるものでした。読まず嫌いはいけませんね。

KM、ありがとう。

かもめ食堂 (幻冬舎文庫)

群 ようこ / 幻冬舎



がっかりなこと(ネタバレ)
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by takibi-library | 2009-03-28 20:41 | いつも読書 | Comments(0)  

縁の本(3月25日追記)

(3月25日)

内沼さんの、この本の執筆中から現在までのブログがあります。各方面での評価(というか絶賛)、これまでの苦労話などが読めます。
って、トラックバックではじめて存在を知ったのですが(恐縮)。

そして明日、往来堂に取りおいてあるこの本を取りに行きます。

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(3月22日)

ブックピックオーケストラの創設メンバーで、現在はブックコーディネーターとして活動している内沼さんの本が出たとのこと。
今日のミーティングで、早速購入したKくんに見せてもらったところ、本の内容に留まらず、本の作りにまでアイデアがみっちりと施された作品でした。
こんな本が作れるんだな。ちょっとしたカルチャーショックでぽぉーとしました。

書店で見かけたら必ず手にとって、前から、後ろから(!)開いて、ちょっと読んで、勇気のある人はカバーを外してみてください。すごいから。
そして、そこまでやったらちゃんと責任持って買いましょう(笑)。

そんなふうに(Kくんのを)いじくりまわした結果、ブックピックにいなかったら仮に本屋で見かけても手にとらないと思えるこの本が、ちょっと身近に感じられて、買おうかな、って気分になりました。

よろしかったらみなさまも。Amazonで買うのが確実な模様です。

本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本

内沼 晋太郎 / 朝日新聞出版



実は・・・
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by takibi-library | 2009-03-25 23:02 | いつも読書 | Comments(0)  

金目鯛のあら炊き

今日はアルバイトが休みです。いろいろがんばろうと思っていたのですが、昨日の夜更かし+WBC中継にうつつを抜かしたため、あきらめて完全休業日にしました。

そこらへん(いたるところ?)にある本や雑誌をだらだら読んで、パン生地をしこみ、夕飯の買い物へ。ぼちぼち支度をしようという頃、急遽家人が外食になったものの、夕飯にはこれを食べようと心に決めていたので、そのままガッツリ作りました。

本日のメインは金目鯛のあら炊き。うまさに思わず頭を抱える。安い、うまい、調理簡単と3拍子揃ったおかずです。副菜はふーチャンプルー、小松菜と油あげの炒りびたし、さつまいもの煮たの。1匹分の頭をひとり占め。せっせと箸を動かすBGMは7時のNHK。
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by takibi-library | 2009-03-24 21:15 | くらし | Comments(0)  

「パディントン発4時50分」読了

先週から読みすすめていたクリスティーのミス・マープルシリーズは「パディントン発4時50分」でした。

昨日の夜、寝る前にちょっと進んでおこうと読みはじめたら、残り(全体の40%くらい)を一気に読んでしまいました。いよいよ謎に迫っていくところだったので、やめどきが見つかりませんでした。

被害者の身元がずっとわからなかったのですが、思いがけず(感動的に?)発覚し、そこから犯人がミス・マープルのわなにかかって鮮やかに一件落着。おしまいにミス・マープルからちょっとした種明かしがあって、いちいち「そういうことかー」と膝を打って、さらに納得。

ミス・マープルの話は子供向けリライトも含めてはじめて読みました。でも、この作品については、たしか数年前にNHKのアニメーション番組で見ました。こういう数10年、私がミス・マープルくらいの年には100年くらい読み継がれる作品は、いつ読んでも楽しいのでしょう。
きっといちいちストーリーを憶えていられないので、今から買いそろえて老後の楽しみにしてもいいかもしれない、などと気の長いことを考えてしまいます。

それから、ミス・マープルのような暮らしぶりはなかなか楽しそうです。何かことを起こしたくなったら、自分の代わりに自分以上の専門知識と行動力を持って動いてくれる人びと(ミス・マープルは彼らを“資産”と呼ぶ)と、途切れることなくお付き合いを続けながらの静かな暮らしです。それをもうちょっと詳しく知りたい、という意味でも、ミス・マープルは少しずつ読んでいきたいなーと思いました。

ところで、この作品のいちばん最後は、あるロマンスの結末が残されるのですが、それは明かされずに終わります(もちろんミス・マープルにはわかっている)。気になるー。

パディントン発4時50分 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

アガサ クリスティー / 早川書房


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by takibi-library | 2009-03-24 11:40 | いつも読書 | Comments(0)  

ベタにはまる!のも、また楽し。

今週はクリスティー(ミス・マープル)を読んでいるんですけど、やっぱり、おもしろいですね。

イギリスが舞台なので、お茶の時間、有能なメイド、シティの金融マンのパールグレイのタイ(きゃー)、そういうお決まりの設定、登場人物にぐっときます。楽しい。

まだやっと死体が見つかったところで、本格的謎解きはこれからです。なかなかまとまった時間が取れなくてじれったいところ。
さ、今夜どこまで進めるかな。
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by takibi-library | 2009-03-20 23:18 | いつも読書 | Comments(0)  

うららかな春の午後

今日は予報どおりの快晴。陽ざしがたっぷりで、シャツ1枚でちょうどいいくらい。
お弁当箱はひと足早く衣替えして、ランチジャーからふつうのお弁当箱にして、昼休みにアルバイト先の近所の庭園でお弁当を食べました。

食後は読書。今は「ここち」用のクリスティーを読んでいます。ミス・マープルの鉄道がらみの話(タイトルを伏せる意味がないか)。夢中で読んでいると、何かが動く気配にビクリ!鳩たちでした。5、6羽がまとまって通り過ぎていきました。鳩は集団行動をとるものなの?

ところで、この庭園もまだ緑は少なめです。あと少し、桜が満開になる頃にはで青々とした芝生が広がるはずです。

もうすぐ桜の季節です。もうすぐ。お花見弁当の献立も考えなくちゃ。
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by takibi-library | 2009-03-18 21:21 | くらし | Comments(0)  

チューリップのツボ

生け花の心得がある友だちに教えてもらった、チューリップの花がうなだれないようにする方法。

チューリップを生けるときに、花の付け根の下5mmくらいの茎に、針を刺します(反対側まで貫いて、引き抜きます)。
このたったひと手間で、チューリップの花はずっと真っ直ぐに保たれるとのこと。

これ、ほんとうです。
日曜日に買ったチューリップに施したところ、今日(火曜日)もまだ真っ直ぐ上向きに花が開いています。ふしぎ。

なんだかチューリップ専門の鍼灸師になった気分。
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by takibi-library | 2009-03-17 15:14 | くらし | Comments(0)  

「湖畔亭」読了

内海隆一郎さんは以前、朗読家の方から教えてもらった作家さんです。その名前はすっかり忘れていたのですが、先日ブックオフでぼやーっと棚を眺めていて、ふと目に留まると同時に思い出しました。

内海さんは「短編の名手」と言われている作家さんで、心温まる作風です。教えてもらった当時、図書館で借りて少し読んではみたのですが、そのときはどうもうますぎと言うか、甘ったるい印象を持ったからです。
でも、この本はあらすじを読んですぐに興味が湧きました。

「湖畔亭」は小笠さんという初老の男性が主人公。彼がいろいろな温泉町の温泉宿で湯番として働きつつ、その人生経験をもとに、ささやかな悶着を鮮やかに解決していく連作短編集になっています。
解説にもあるように、小笠さんは寅さんのようです。どこの宿にも長いはせず、潮時と見るとまたふらりと次の温泉町へ。寅さんと違うのは、小笠さんが女性にもてることです。「ずっといてください」「一緒に暮らしませんか」そんなお誘い(?)をたびたび受けつつも、ひらりひらりと粋にかわします。
機微に通じるばかりでなく、小笠さんは何でもできます。湯番、自動車修理、新内、骨董鑑定・・・どれもこれも「むかしちょっと齧ってね」のひとことで説明するのですが、齧ってそれかい!というくらいほぼパーフェクトにこなしてしまうのです。

こんなスーパーおじいちゃん(ときどきとてもハンサム)の活躍は、ほっと心を和ませ、ほおをゆるめてくれます。“ふだん”にしっくりなじむ、親しみのある1冊です。


湖畔亭 (集英社文庫)

内海 隆一郎 / 集英社


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by takibi-library | 2009-03-16 22:21 | いつも読書 | Comments(0)  

お疲れっ。

今週は長かった・・・。

それがやっと終わる今日はこんな一日。朝はいつもどおりお弁当をこさえて、アルバイトに出かけ、6時過ぎまで仕事。夕飯の材料を買って帰宅。さわらの塩焼き、ゴーヤーチャンプルー、作りおきの小松菜おひたし、お弁当の残りの麩じゃが、ごはん。ゴーヤーチャンプルーはカレー風味。食後は洗濯物をたたんでから古本の包み。函ありの本もあったので、2時間ドラマを見ながらのんびり作業。ドラマは森村誠一さん原作のもので、またも衝撃の結末をお見舞いされる。

いつかも思ったけれど、森村作品は一度ちゃんと読むべきかもしれない。

明日は日曜日。でも、イベントたっぷし。休みらしい休みは火曜日までないな~。
お疲れ、自分。もうちょっとのしんぼうだからさ。
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by takibi-library | 2009-03-14 23:04 | くらし | Comments(0)