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「99%の誘拐」:久しぶり

とくに高校生の頃、だったと思うのですが、岡嶋二人さんの作品をよく読んでいました。
「チョコレートゲーム」、「焦茶色のパステル」、「なんでも屋大蔵でございます」・・・陰惨な殺人事件があまりないミステリーが好きで、しばらくの間にかなり読んだと思います。

その後、岡嶋二人さんは解散(?)するのですが、それがなんとなく悲しくて、最後の作品「クラインの壷」と、実質的な最後の合作と言われるこの「99%の誘拐」を読む気分にならないまま過していました。

でも、何となく気になっていたので、少し前にブックオフで105円だったのを買っておきました。すると、案外読むタイミングは早くやってきたのです。先日まで庄野潤三さんの穏やかな物語を読んでいて、それはそれでよかったのですが、次に読む本にはエンタメを強く欲していました。
未読本が並んだ棚(棚に収まりきれているこのごろ。うれしい)をじーっと見ていて、迷わず「99%の誘拐」を取りました。

久しぶりの岡嶋作品、やっぱりおもしろいですね。たまに乗る電車で乗り過ごしそうになりました。家人が一緒だったので未遂に終わりましたが、ひとりだったらあぶなかった!

99%の誘拐 (講談社文庫)

岡嶋 二人 / 講談社


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by takibi-library | 2009-07-31 23:58 | いつも読書 | Comments(0)  

冷房にやられた!

アルバイト先で新しい作業をすることになり、別室へ行きました。そこで、冷房にやられてしまいました。

いつも働いている部屋はエコなのか躯体が古いからなのか、空調の加減はほどほど~やや暑い(なぜか夕方4時ごろが)くらいです。でも今日行った部屋の私にあてがわれた席は吹き出し口の真下で、すっかり体が冷え切ってしまいました。そこでの作業は1時間半くらいだったのですが、帰り道、いつもより体がだるい気がしました。

こんなとき、一般的には食欲がなくなるのかもしれませんが、私はむしろ「食べねば!」と食欲と料理欲がわきます。今日は夕飯にジャージャーそうめんを食べようと決めていたので、肉みその材料を買ってすたこら帰りました。
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ジャージャーそうめんは、そうめんにきゅうりの千切りと水菜を載せたところに熱い肉みそをかけたものです。
本当は肉みそにしいたけも入れるといいと思うのですが、今日は忘れました。

ひとりのときは、基本はこの程度ですませます。
食後に家人が作ったプリンを食べて大満足。
明日は休み!夏のイベントを実施します(ひとりで、ですが・・・)。夕飯のあとはその準備を少ししました。

さ、明日に備えて早く寝よう。
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by takibi-library | 2009-07-30 22:21 | くらし | Comments(0)  

晴れない。

このところ、曇りや雨の日が続いていますが、今週末もいまひとつの雲行きのままらしいと、テレビの天気予報で見ました。困ったものです。

というのも、先週からずっと土用干しの機会をうかがっています。
今年ははじめて梅干しに挑戦していて、梅雨明けを楽しみにしていました。でも、梅雨明け前後に絶好のお天気が数日あっただけで、肝心の土用に入るころから戻り梅雨になってしまい、少しいらいらしはじめています。

早く晴れないかな。早く干し網を出動させたいです。
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by takibi-library | 2009-07-28 18:16 | くらし | Comments(0)  

「山田さんの鈴虫」読了

以前、「庭のつるばら」をちょっと読んで、日記のような進み方をつかみどころがないように感じて、買わずに終わったことがあります。

でも、古本屋の均一棚で状態のいいこの本を見つけたので買ってみました。あらためて読んでみたら、どうして前はダメだったのかわれながら理解に苦しむほど、するすると読みました。

どこにでもいそうな老夫婦の日々の営みを描いています。
子どもたちは独立しそれぞれに家庭を持ち、ふだんは二人暮らしです。けれどもこの夫婦は自分たちが育ててきた子どもたちとその家族、仕事や人づてに知り合い親交を深めてきた人びとなど、これまでの人生で培ってきたつながりに支えられて生きて、それを楽しんで生きています。その暮らしぶりには素直に好感を持ちました。

この家族は好物を届けあったり、まめに手紙をやりとりしたりします。そして物語の語り手(日記の書き手)である老夫婦の夫は、ひとつひとつに「ありがとう」と記します。こんな、身内だからこその穏やかな感謝の表現や礼節には、わが身を振り返っていささか恥ずかしくなりました。

描かれている家族の有り様はきれいごとという人もいるかもしれませんが、たくさんのささやかな幸せに触れられる物語です。
橋田壽賀子ドラマが苦手な人にはとくにおすすめです。

山田さんの鈴虫 (文春文庫)

庄野 潤三 / 文藝春秋


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by takibi-library | 2009-07-26 19:30 | いつも読書 | Comments(0)  

バナナピーマンを買った。

二子玉川にあるファーマーズマーケットへ行ってみました。

少し前にテレビで見た覚えがあったのですが、今日用事があって二子玉川へ行ったときに、お店を見つけたので、用事をすませてから立ち寄りました。
テレビでもたいへん人気があるとのことでしたが、直売所へ入った11:00過ぎの時点で、ほとんど品物はなくなっていました。残念。

でも、やわらかそうなモロッコいんげんと、見たことのない「バナナピーマン」という野菜を買いました。
バナナピーマンはこんな野菜→サカタのタネのサイト

バナナのような細長い形のピーマンということのようですが、今日買ったのは、大きさとしてはモンキーバナナくらいです。
育つにつれて色が変わっていくとありますが、今のところは薄い黄緑色です。どんな味か、楽しみ!

他の野菜もきっと新鮮なものが買えそうなので、次は早めに出て、用事の前に立ち寄りたいと思います。

味は・・・
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by takibi-library | 2009-07-25 17:59 | くらし | Comments(0)  

「アクロイド殺害事件」読了

くーっ!おもしろかった。

推理小説はちゃんと読んでいないので、たまーに読むたびクリスティのすごさに驚いてしまいます。
巻末の解説によると、この「アクロイド殺人事件」は“(クリスティ作品の中でも)指折りの佳作”であるそうなので、私のやられっぷりというか、目の開きっぷりは、それはえらいものでした。

この作品の探偵役はポワロです。物語ではポワロは第一線を退き、田舎でかぼちゃ作りに精を出していることになっているのですが、引退→かぼちゃって、イギリスではよくあることなのでしょうか。単に、定年退職後家庭菜園をがんばるのと同じことなのでしょうか。
妙に“かぼちゃ”というところが気になってしまいました。

ところで、この本を読んだのは例によって文庫本葉書にしようとしてのことだったのですが、比較的はじめのほうで「引用はここだな」と思ってしおりを挟んでおきました。
読み終わってからびっくりしたのは、その引用箇所が、犯人へのとどめの一撃を示唆するものだったのです!(つまり、引用の内容はすっかり忘れていた。)

この引用だけでは犯人はわかりませんが、ずっと気にかけて読めば私より早く犯人に気がつくかもしれません。そう、私はイシューを押さえつづけることが苦手なのです(笑)。

でもそれより、文庫本葉書にそんな引用でいいのかどうか、ちょっと考えなくては。


アクロイド殺害事件 (1959年) (創元推理文庫)

アガサ・クリスティ / 東京創元社


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by takibi-library | 2009-07-23 20:43 | いつも読書 | Comments(0)  

「1Q84」について話す。

「1Q84」を読み終わってから、この話をしたいと思いつつ、機会(あるいは相手)に恵まれていなかったのですが、先日それが叶いました。

同じように大半の村上作品を読んでいる、この前の投稿にコメントを寄せてくれたましゅと話したのですが、二人とも「(ずいぶん売れているけれど)どんな人が買っているのか」と疑問に思っています。万人受けする物語ではないし、長いし、高いし(笑)。

そもそもどうして「話題作」になったのでしょうか。「売れているから買う」というのが始まる前のことです。
ノーベル賞候補とか、エルサレム賞とかそのスピーチとか、なのでしょうか。わかりません。
(だれか、その最初のきっかけや理由を教えてください。)

たとえば、「ダヴィンチ・コード」がすごく売れたとき、みんなが持っていて、貸し借りも活発で、「もう読んだ?」「どこで犯人がわかった?」と話したりして・・・ということがありましたが、「1Q84」については一定の“本友だち”の間でしか話題になりません。

たしかに、この作品について感想を口にすることは、個人的な気持ちを吐露することに他ならないので、親しい間柄の人としかその内容については話題に出しにくい、というはあります(よって、このブログに詳しい感想を書くつもりはありません)。けれども、売れている割に読んでいる人との遭遇率があまり高くないように思います。

謎です。はじめて村上作品を読む人が、そして、おもしろくないと感じたり、途中で読むのをやめたりしているのでしょうか。
ましゅとは、はじめて読む村上作品としては「1Q84」はおすすめできない、ということも共通認識として上がりました。ブックピックの仲間のKくんは「1Q84」が人生初の村上作品でしたが、「読まず嫌いはあっさり克服」とのことでした。これはとてもまれな、幸福な例なのかもしれません。

私は読んでよかったと思います。読んでいるとその時間はかけがえのないものとなったし、物語が残り少なくなることがせつなかったです。
これまで読んだ村上作品の中でいちばん好きか、というと、けっしてそうではないのですが、これからも村上さんが物語を作り出してくれるのを心待ちにすることは、ひとつの生きる楽しみでありつづけると思います。

最後に、二人の意見が割れた点をひとつ紹介します。それは「続きはあるか?」です。
私はないと思いましたが、ましゅは「これまで上下巻だったのに、1、2と表記しているから、3、4があるかもしれない」とのこと。うーん・・・そうなのかなー。

続きはあってもなくてもいいです。あれば、読むだけ。

1Q84 BOOK 1

村上 春樹 / 新潮社


1Q84 BOOK 2

村上 春樹 / 新潮社


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by takibi-library | 2009-07-21 23:01 | いつも読書 | Comments(12)  

犬のおまわりさん

週末は、友だちの家に泊りがけで遊びに行きました。
その家には子どもが2人と、犬が2匹、います。大人2人のわが家とはずいぶん違います。友だち夫婦は子どもと犬の面倒を見るので当然忙しいのですが、上げ膳据え膳でもてなしてくれました。

夜、それぞれ寝室に引き上げて、私はふとんの上で読みかけの本の続きを読んでいると、犬がとことことやってきました。ふとんのまわりをゆっくり一周して、部屋の入り口で少し立ち止まってこちらを見ています。
どうやら異常がないか見回りにに来てくれたらしいと思ったので、「万事異常ありません」と言ったら、満足げに(?)帰って行きました。

身近に動物がいることは、やっぱり非日常。おもしろいです。
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by takibi-library | 2009-07-20 21:31 | くらし | Comments(2)  

「黒いハンカチ」読了

ブックピックに入ってから知った作家の一人が、小沼丹です。

かねてから「クヌギさんは気に入ると思うよ」と言われていたので、文庫本葉書のラインナップに入っている本を見つけたのを機に、読んでみました。

主人公はニシ・アズマという小柄で愛嬌のある女性。ふだんは学校の先生です。でも。ニシ・アズマ女史は赤いロイドめがねをかけると探偵モードに切り替わります。めがねを取り出すきっかけは、ほんとうに些細なことなのですが、一度「なんか変だな」と思ったことからは絶対に目を離しません。

このニシ・アズマ女史の活躍が描かれた短編集がこの本なのですが、どれもちょっと古風な語り口(名前がカタカナ表記なのもそう)と、ニシ・アズマ女史のおてんばなキャラクターがいいです。
探偵ものでも緻密なトリックとかはなくって、ユーモラスな雰囲気がたっぷり。読んでいて楽しくなります。

小沼丹はミステリー作家ではないので、この本はどちらかというと異色作です。けれども読んでみて、気に入ると思う、と言われたとおり、頭の中の「見つけたら買う作家メモ」に小沼丹の名前はしっかり書き留めました。

あと、赤いロイドめがねも、ちょっとほしくなりました。

黒いハンカチ (創元推理文庫)

小沼 丹 / 東京創元社


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by takibi-library | 2009-07-17 21:59 | いつも読書 | Comments(0)  

まねしてみた。

飯島奈美さんの「LIFE」のまえがきは、糸井重里さんが書いています。そこに、
まずは、じぶんなりの工夫なんかもやめて、レシピそのままつくってみてください。
とあるので、ひとつ、やってみました。

それは、バタートースト。
ただトースターでチンするだけではないのですよ。私にはとても新鮮なトーストの仕方です。どこが新鮮かというと、焼いている途中でバターをぬるところです。
食パンのクラムがうっすらと色づいたところでバターをぬって、もう一度トースターに入れて焼き続けると、ぬったバターがじわじわと泡立ってきます。その頃には耳から1cmくらいまでがきつね色になって、焼き上がりです。

これが、今までになくうまいのです。
バターがじわじわいっていたのが収まると、ちょうどラスクのようにさくっとした食感になります。バターがしっかりしみていて、なおかつさっくさく。すばらしい。一口食べて「これだよ~~!」と思いました。

映画「かもめ食堂」が好きなら、食パンはやはり超熟にするべき?と思いましたが、今うちにあるのは、うちからいちばん近いパン屋さんのちょっといい食パン“絹生”(発泡酒みたいだ)です。
今度、超熟でもこの焼き方をしてみようと思います。

LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん。 (ほぼ日ブックス #)

飯島 奈美 / 東京糸井重里事務所


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by takibi-library | 2009-07-16 23:55 | くらし | Comments(0)