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「西洋骨董洋菓子店1~4」読了

図書館に予約を入れて、ずーっと忘れていたまんがセット。先週、順番が回ってきたとメールが届いて、思い出しました。

「きのう何食べた?」のよしながふみさんが描く、フランス菓子の店の話です。

アンティークというその店で働くのは男ばかり4人。
元商社マンで財閥の御曹司であるオーナー、橘。
高校時代に同級生の橘に手ひどく振られた、(魔性の)ゲイのシェフ・パティシェ、小野。
元ヤンキーで元ボクシングの世界チャンピオン、パティシェ見習いのエイジ。
橘の幼なじみで橘家で一緒に育った、千影。

物語としては基本コメディです。
でも、4人はそれぞれにつらい思い出を持っていて、店でともに過ごすうちにそれをぽつり、ぽつりと話しはじめます。その間合いやきっかけがさりげなくて、読ませます。
お互いに、あえて深追いしないで聞き流す風にいて、ちゃんと受け止めている。また次のぽつりを拾って、パズルのピースをあわせるように理解する。
笑いの中に描かれるそういう場面ががすっと心に入ってきます。

そして、もうひとつの主役、小野の手で作られるケーキの数々。手の込んだケーキ、最近食べていないことに気づかされ、あるお店に久しぶりに行きたくなりました。
行ったら思い切って2つくらい食べてしまいそう。そのくらい、ケーキに飢えてしまう作品です。

全4巻、展開に無理もなく、読み込むおもしろさもあって、大満足でした。あと1週間楽しんで飽きなかったら文庫で買おうかな。

ところで、毎日同じ職場で働く者同士に必要なものとして、「ちょっとしたうち明け話」と言っていた友だちのことを思い出しました。どうしているかしら。

西洋骨董洋菓子店 (1) (Wings comics)

よしなが ふみ / 新書館


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by takibi-library | 2009-11-30 22:41 | いつも読書 | Comments(0)  

コートと伝書鳩

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nonさんのコメントにうかれて、もう5回目の冬を迎えているコートの写真を撮りました。例によって肝心なときにデジカメのバッテリーが切れているので、携帯から。でも、文章はPCで追加・・・。やっぱり10本指のほうがいい!

コートを買って2、3年目に鳩がやってきました。伝書鳩のブローチです。ピンクのものはあまり持っていないのですが、きっとこのコートに合うだろうと思って買ってみました。人に「はじめからついていたみたいに合ってる」と言われたときはうれしかった!
改善したいとは思うのですが、たぶん、私のセンスはやぼったかったり、風変わりだったりするところがあるので、人から着こなしをほめられるとほっとします。以来、このブローチはこのコート専用です(笑)。

きれいな色のコートはこの緑のだけです。私の場合、コートは毎年買うものではないので、「次」はすぐには来ないのだけれど、次はまたきれいな色のものがほしいと思っています。着ていて楽しいし、クローゼットが明るくなるもの気に入っています。
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by takibi-library | 2009-11-27 18:13 | くらし | Comments(2)  

コートの出番

クリーニング屋さんの保管サービスに出していたコートを引き取ってきました。

気に入っているグリーンのショートコートに“あらかじめセットになっていたような”ピンクの伝書鳩のブローチをつけて、準備完了。
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by takibi-library | 2009-11-24 12:59 | くらし | Comments(2)  

「第七障害」再読

絲山秋子さんの「イッツ・オンリー・トーク」に収録されている、「第七障害」が好きです。もう何度目でしょうか。昨日、夕飯のあとに読みました。

忘れられない失敗とか、帰えりたい場所とか、忙しくしている時は忘れているのにふとしたときに心を悩ますことは誰にでもあります。「ふとしたとき」の頻度には個人差があると思うけれど、会社をやめてから(=暇が増えてから)この「ふとしたとき」はたしかに増えています。

会社で働いていたときは、仕事上の目標もそれなりに持てていて、失敗は教訓として思い出され、帰る家=住まいがあれば不安もありませんでした。しかし、最近は人づきあいについての取り返しのつかない失敗、心のよりどころとしての帰る場所について考えます。ぼんやりと薄暗い気分になります。

この「第七障害」の主人公もそういうものを引き連れて生きています。それでも毎日の暮らしは続いていくし、それなりに楽しいこともあります。その、薄暗いところと、ニュートラルなところ、ちょっと華やかなところがバランスよく描かれているのが、気に入っているのだと思います。
眠る前に読むと、ときどき気がふさぐのは自分だけじゃないし、きっといいこともあるんだろうと思うし、いい気分で眠りにつけます。

そしてこの話に出てくるように、目が覚めるとお菓子を焼く甘い香りが部屋に満ちていたらもっといいのですが・・・(笑)。
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by takibi-library | 2009-11-22 22:28 | いつも読書 | Comments(0)  

鶏のから揚げにおけるダブルスタンダード

私にとっての「基本的な鶏のから揚げ」は2つあります。
ひとつは祖母が作るから揚げ。仕出しの商売をしているので、お店の味です。たぶん、広く一般に認められているから揚げのイメージに近いと思います。
もうひとつは、母がお弁当用に作ってくれていた、日清製粉から揚げ粉を使って作ったもの。これはふだんの食事では出てこなくて、お弁当専用でした。

思い返してみると、家の食事でから揚げが出ることはほとんどありませんでした。祖母のところへ行けばいくらでも食べられる(子どもレベルではほんとうに“いくらでも”だった)からでしょうか・・・。

今、自分で作るから揚げはもっぱら日清です。つまり、お弁当に入れるために作ることがほとんどです。かといって家でから揚げを食べないわけではなくて、そちらは妹のほうがよく作ります。私より器用なので、から揚げなどもささっと作れます。
私は慣れないことも手伝って、いろんなレシピを読んでからでないと取り掛かれないし、にんにくやしょうがを卸すのも正直めんどうくさいので、おっくうです。だから、から揚げはちょっとしたごちそう。妹が「夕飯はから揚げにしよう」と言うとほんとうにうれしいです(先週食べた!)。

その一方、私の日清ですが、それはそれでおいしい。お弁当に入っていると(もちろん、その朝自分で詰めたとしても)、お弁当を開いたときに「おーっ、これ、これ」と思います。

ところで、この日清製粉から揚げ粉の袋に、野菜をから揚げにする(野菜にまぶして揚げる)というのが紹介されていました。それを参考にして、明日はある野菜に使ってみようと思っています。ふふ。
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by takibi-library | 2009-11-19 22:01 | くらし | Comments(0)  

はじめてのパートワーク

テレビコマーシャルでよく見る「週間○○を作ろう」というような雑誌を“パートワーク”というそうです。
これまで「こんなの誰が買うのかしら」と思っていたのですが、次から次へと発売されているところを見るとそれなりに人気があるのでしょう。ついに私も買いはじめてしまいました。それは、これです。

シャーロック・ホームス゛の冒険 DVD BOOK vol.1 (宝島MOOK)

宝島社


グラナダTVのテレビシリーズです。NHKで放送されていたときに気に入っていたので、家人が見つけて買ってきたのがはじまり。ひとつ見てやっぱり全部ほしくなったので、往来堂へ既刊全部の取り寄せとこれから先全部の予約をしました。きっとみんなこんなふうにはまっていたのですね。

昨日は「ボヘミアの醜聞」と「海軍条約文書」を見ました。
両方とも原作は読んでいますが、「海軍~」のほうは半分以上話が進むまで結末が思い出せませんでした。この調子だったら、生涯楽しめそう(?)。そう思うと安い買いものかもしれません。

ブックレットにはスクリプトがついています。読むまではしていませんが、英語のS先生の解説を聞きたくなりました。
きっと、英語の言い回しだけでなく、部屋のしつらえや小道具、衣装などの意味も教えてくれるだろうと思うと、とたんに物足らない気分になります。ブックレットには多少小ネタも紹介しているのですが、全然足りません。

S先生(ほんとうはSさんと呼んでいる)、お元気かしら?
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by takibi-library | 2009-11-17 21:41 | 鑑賞 | Comments(0)  

「きのう何食べた?3」読了

3巻目になって、シロさんの実家の話など、物語が少しずつ展開しつつあります。
けれども、このまんがを読んでいる間は、楽しさよりも、ライバルの動向を探る緊迫感に満ちています(かなりオーバー)。立て続けに2、3回読むと、ようやくまんがとしてのおもしろさに関心が持てます。

シロさんの日々の料理は、隣りの晩ごはん的に気になります。負けないぞと思うし、そーだよね、とも思う。主人公たちがゲイなので、敬遠してしまう人もいるかもしれませんが、毎日の夕飯が楽しみ!という人はきっと興味深く読めると思います。リアル友で読みたい人はぜひお知らせを。

今回とくにぐさっと突き刺さったのはこの言葉。
別に誰に強制されているわけでもないのに
副菜好きな人間には何かあと一品作らねばという呪いがかかっているのだ。
そーかーっ!呪われたいたのか自分ー!

ひとりでもごはんを食べたいときは必ず副菜がほしくなります。残りものでも何でもいいんです。
昨日は、ごま鯖のムニエル(トマトソース)、韓国風肉じゃが、きゅうりにわさびマヨネーズ。
今夜は、メインは塩鱈のホイル焼き、昨日の肉じゃが、みそ汁。

本当はもう一品漬けたいんですけどね・・・。

きのう何食べた? 3 (モーニングKC)

よしなが ふみ / 講談社


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by takibi-library | 2009-11-14 21:30 | いつも読書 | Comments(0)  

「もののはずみ」:これ好きだー!

堀江敏幸さんの身の回りの“もの”にまつわるエッセイ集です。ひとつの話が4ページ(うち1ページはその“もの”の写真)なので、気張らずのんびり読めます。

のはすなのですが!がんがん読んでしまいます。
いけない。予定では今週いっぱい楽しめると思ったのに。

品のいい小さなお菓子を一口でいくつももりもり食べているような妙な罪悪感があります。
ふとわれに返って、食べ散らかした状況に「あーあ」と落ち込んでも、行儀悪いついでに「これ好きだー」と叫んで開き直りたくなります。

やっぱり、どこがとは説明できないのですが、私は堀江さんの文章が好きなんです。

もののはずみ (角川文庫)

堀江 敏幸 / 角川書店(角川グループパブリッシング)


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by takibi-library | 2009-11-12 19:55 | いつも読書 | Comments(2)  

納品ついでにコクーンタワーのブックファーストへ

今日はDADA CAFEへ納品に行きました。って話はブックピックのブログを読んでいただくとして、そのあと、西新宿コクーンタワーのブックファーストへ寄りました。

最近は往来堂書店一筋なので、大型書店は久しぶりです。広い、本当に広い。
広いだけあって、何でもあるような気がしました。働いていた会社の隣りのビルですが、在勤中にできてたら相当居座り、散財していたに違いありません。ふー・・・あぶない、あぶない。

今回は買いものではなく、お店の中を回遊魚のように歩き回って、どんな人がどんなところにいるか観察してきました。素人目線ですから、分析するわけではなくて、みんなどんな本に関心があるのか知りたかったのです。

いちばん人がいっぱいいたのは雑誌の棚。やっぱりなーとは思うのですが、文芸棚の過疎ぶりを見ると、いささか不安というか、さびしい気持ちになりました。
昼休み終わりかけでゆっくり棚を見る時間帯ではないのかもしれないけれど人っ子一人いない・・・(あ、一人いた=私)。おまけにいちばん近い出入口のドアが全開で持ってけドロボーなのか?きっとカメラがあるんだろうけれど、店員さんの目が全く感じられなくて、気を配られていない雰囲気がしました。でも、実際これが現実ってやつなのね。

でも、大型書店はたまには行くべきかな、とちょっと思いました。本がばばーんと真正面にあるといろいろ見落としていたことに気づきます。
見本市みたいです。あれと、これと・・・さ、往来堂へ注文、注文!
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by takibi-library | 2009-11-10 21:48 | いつも読書 | Comments(2)  

きのうの料理

昨日はおうちごはん会をしました。久しぶりで、前の晩は何を作ろうか考えて寝つきが悪かったのですが、支度の時間もしっかりとっていたので、順調に仕上げることができました。

れんこんとごぼうの素揚げ =塩味、油のこく、歯ごたえ
春菊と油揚げのサラダ =しょうゆ、ごま油、酢でさっぱり、しなやか
カリフラワーとソーセージの豆乳クリーム煮 =とろーりマイルド

鶏肉の味噌漬=熱々こんがり、味噌味
和風ジャーマンポテト=ほくほく、ほんのりしょうゆの香ばしさ

玄米ごはん
べったら漬、塩昆布、梅干し

友だちの一人が最近料理に凝りはじめたので、料理トーク満載のごはん会になりました。

どうしたら料理がうまくなるのか。
まずは、やっぱりおいしいものが食べたい!という気持ちを常に持つことです。私自身はそれに加えて、手際よく作りたい、というのがあります。
料理、私自身はうまいとは思っていません。謙遜とかじゃなくて、圧倒的に不器用なので、計画と時間が必要なのです。手際が悪い。これをいつか克服したいとずっと思っています。

そんなわけで昨日の手順をまとめてみます。
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by takibi-library | 2009-11-07 23:11 | くらし | Comments(4)