<   2010年 03月 ( 12 )   > この月の画像一覧

 

「鞄図書館」読了

ちょっとまんがに力を入れているこのごろ。
まんが師匠Mさん改めHさんに私が好きそうな作品のリストを作ってもらって、買ったり、まんが喫茶へ行ったりして読んでいます。

その中の1冊で、まんが喫茶になくて、たまたまブックオフで見つけて買った1冊が、大当たり!それが、「鞄図書館」です。

この世にあるすべての本が収まっている鞄(口がきける)と、それを持って世界中を巡って本を貸す司書さんの道中記です。
鞄図書館の貸し出し期間は1年。1年経ったらどこにいても司書さんが本を引き取りにやってきます。

いろいろな土地で、それぞれの理由で1冊の本を選んで借りていく人々と、鞄と司書さんの交流は、温かく、ときどき切ないものです。
日々の楽しみの本、長い休みをともに過ごす本。
あるときはちょっと背伸びをしたものに挑戦して、またあるときは思い出を辿りながらページをめくる。
ひとつひとつの話を読むたびに、本を読んできてよかったなぁと思いました。

もともとミステリー雑誌に連載しているので、話に登場する本にはミステリーやハードボイルドがおおいのです。登場本は話と話の間あるブックガイドで紹介されていて、また読みたい本が増えてしまいました。

出ているのは1巻だけです。つづきが早く読みたいな。
まんがの発売日が楽しみなんて、久しぶり。

鞄図書館<1>

芳崎 せいむ / 東京創元社


[PR]

by takibi-library | 2010-03-29 20:58 | いつも読書 | Comments(0)  

友と集う。

出会って10年だ!という呼びかけで、今は離れて久しい習いごとの友だち(と、センセイ)と集まりました。
10年で、それぞれの仕事や境遇はさまざまな変化がありましたが、ひとたび集まれば相変わらずの大盛り上がりでした。

会社勤めをするとき、同僚じゃない友だちは作れなくなってもしかたないな、とあきらめていたのですが、あるきっかけでスクール通いをはじめてから、社会人になってからの友だちができました。
スクール通いからその習いごとにつながって、このまま会社にいていいのかな、と思いはじめて、会社を辞めて、今に至っています。

真っ直ぐではないけれどすべてがつながっている、道のようなものになっている気がするひとときでした。

ところで、センセイからはヘイ・オン・ワイの話や、おすすめ本も聞けて、本屋としても有意義でした。おすすめ本は今日ブックオフで見つけてゲット!
[PR]

by takibi-library | 2010-03-26 22:00 | くらし | Comments(0)  

「野の食卓」読了

鎌倉の、野生的な庭のある古い家に住む、著者の暮らしぶりがつづられています。

谷戸を歩いて山菜を集め、時間をかけてあくを抜いて調理して、食卓に並べる。
庭のかまどでご飯を炊く。
知人友人を招いて、手料理をふるまう。
ときどき、食べたいものばかりの献立で、ひとり食事をする。

食事のために過ごす時間が長いです。とてもうらやましい。
たぶん、そういうところがTくんのイメージの発端になっているんじゃないかな、と思いました。

収入源があったら(笑)、こういう田舎暮らしもいいなぁとちょっと憧れますが、いろいろ難しいこともあるんだろうな~と、すぐ弱気になって、明日の朝ごはんのおかずのことなんて考えています。

野の食卓 (1983年) (中公文庫)

甘糟 幸子 / 中央公論社


[PR]

by takibi-library | 2010-03-24 22:17 | いつも読書 | Comments(0)  

「おまんが紅・接木の台・雪女」読了

いよいよ図書館に返す日が近づいてきました。堀江敏幸さんが著書で紹介していた和田芳恵の短編集です。
堀江さんの文章からのイメージどおり、なんてことないけれど、しみじみとした読み応えのある1冊でした。

講談社文芸文庫で絶版なので、コスト的にはかなり難しいのですが、いちおう文庫本葉書用に引用もしました。とりあえず、自分用をそのうちに手に入れたいものです。

おまんが紅・接木の台・雪女 (講談社文芸文庫)

和田 芳恵 / 講談社


[PR]

by takibi-library | 2010-03-22 20:48 | いつも読書 | Comments(0)  

忙しいけど、楽しい。

来月、ちょっと旅行へ行こうと思っているので、今のうちにちょっと根をつめて、文庫本葉書を作りためたり、本の仕入れをしています。今日も五反田の即売会へ行きました。
仕入れといっても、けっこう自分用の本も買っていたりするのですが、なかなか読めないのが苦しいところ。

実は、アルバイトのことでちょっとゴタゴタしているのですが、あとは待つのみの状態にはなったので、本のことをがっちりやっています。
本に触れていると、心配ごとも忘れます。

忘れるのとも違う。どちらが大事かがはっきりしているということ。
[PR]

by takibi-library | 2010-03-19 21:21 | くらし | Comments(2)  

家で文庫本画廊

ブックピックオーケストラのオリジナル商品「文庫本画廊」。これまでにワークショップのデモで作ったものが4冊たまったので、部屋に飾っています。

作るのも飾るのも楽しい商品だと実感しました。

b0069175_15344560.jpg

b0069175_15351021.jpg

b0069175_15353480.jpg

[PR]

by takibi-library | 2010-03-15 15:36 | bpo | Comments(0)  

「野の食卓」:こんなにすてきか?自分!

図書館で借りて、読んでいます。
この本はブックピックのTくんが「読んでいるとクヌギさんが頭に浮かぶ」と教えてくれました。

図書館で見て、まずびっくり。表紙がすてき。
読みはじめて、またびっくり。鎌倉在住の著者が、身近な野草を取り入れた日々の食事のことを書いているのですが、これを読んで、私を思い浮かべるとな?!

私、こんなにすてきか?!まいったな~~~。
(たぶん、そういう連想じゃない・・・)

でれでれはこの辺にして。
この本はぜひとも文庫本葉書に入れたいと思っています。という話を、今日、ブックピックの代表Kさんにしたら「コスト的に微妙なところ」とのこと。もう文庫は絶版なんですよ・・・。

でも、うまいこと手に入ったら・・・と、引用候補にふせんを貼り貼り読んでいます。

Tくん、すてきな本を教えてくれてありがとね。

野の食卓 (1983年) (中公文庫)

甘糟 幸子 / 中央公論社


[PR]

by takibi-library | 2010-03-14 23:13 | いつも読書 | Comments(2)  

長さに目を瞠る!

スーパーですごいものを見ました。長さ40cmはあろうかというグリーンアスパラガス!

さぬきのめざめ

リンク先の写真だと大きさがわかりにくいのですが、ほんとうに長い!
できれば切らずに1本まるごとで食べてみたいけれど、野外バーベキューくらいしか方法はなさそう・・・。
ちなみにお値段は2本で500円程度でした。うーん、ちょっと高いなぁ。

食べたことのある人、いませんか?
[PR]

by takibi-library | 2010-03-10 20:47 | くらし | Comments(0)  

「丹生都比売」、「蟹塚縁起」読了

2冊とも梨木香歩さんの作品です。どちらも図書館で借りました。

「丹生都比売」は幼少期(壬申の乱の頃)の草壁皇子が主人公。皇子は、力をふるうことにとまどう、優しい気質の持ち主です。後に自ら持統天皇として皇位に就く母親に対して、親しみと畏怖が入り交じった気持ちを抱いています。幼いゆえに、あるいは幼いながらも、そんな心情を素直に受け入れ、あるいは敏感に揺さぶられては熱を出したりする日々です。
そんな皇子が心から慕えるのはキサという少女で、この子との交流がファンタジックに描かれています。

全体的にひんやりとした、静かな雰囲気の物語でした。
これまでに読んだ梨木作品ほど感慨深くはないのですが、読み終わると、すてきな装幀と相まって、しみじみとした気分になりました。

「蟹塚縁起」は絵本です。
ひとことで言うと蟹の恩返し。でも、情念や恨みといった重い要素が入っているので、単なる昔話とは比べられない読み応えです。そして、個人的には梨木作品の魅力と思っている、結びの文章のすごさが味わえてよかった!

中身だけでなく装幀が魅力的なので、どちらもそのうちに手元に置きたいです。

丹生都比売

梨木 香歩 / 原生林


蟹塚縁起

梨木 香歩 / 理論社


[PR]

by takibi-library | 2010-03-08 09:12 | いつも読書 | Comments(0)  

「珈琲時間」:コーヒー飲めるようになってよかった!

村上春樹さんの「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」を読んだとき、ウィスキー(酒)が飲めないことがほんとうにくやしくて。
もしまだコーヒーが飲めないでいたなら・・・想像するだけで悲しくなります。

すばらしかった「アンダーカレント」の豊田徹也さんの2冊目、「珈琲時間」を往来堂で買った帰り道、さっそく読みはじめて、1話読んだところで、私もコーヒー飲みたい、と思いました。

コーヒーのある場面を切り取って集めた短編集です。日々の暮らしや人生の曲がり角にあるコーヒーとそこで歩みの方向を変えていく人びとが、印象的に描かれています。
そして、なんといっても「アンダーカレント」に出てくる探偵、山崎さんが出てきます。相変わらずちょっと芝居がかったことをサラリとやってます。

もう何回読んだかな。

今夜もひとつふたつ読み返して翌朝のコーヒーを思う、一日の締めくくり。

珈琲時間 (アフタヌーンKC)

豊田 徹也 / 講談社


[PR]

by takibi-library | 2010-03-06 20:34 | いつも読書 | Comments(0)