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最近読んだ本:ストランド、クリスティ

どちらも文庫本葉書なる予定。

■マーク・ストランド「犬の人生」
短編集。ちょっと不思議で楽しい話から、とても不思議で正直よくわからない話まで、いろいろありました。でも、いつもどこかにうつくしさを感じました。引用箇所は静かだけれどじんわりと温まってくるような部分にしました。

■クリスティ「ミス・マープル最初の事件」(創元推理文庫版)
おもしろかった。周囲からは(探偵役としては)みくびられてしまうオールド・ミスが、実はいちばん真相に近づいていることが痛快。でも、この新しい版の表紙のミス・マープルであろう女性の絵は怖すぎる・・・。

ミス・マープル最初の事件 (創元推理文庫)

アガサ クリスティ / 東京創元社


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by takibi-library | 2011-04-29 14:49 | いつも読書 | Comments(1)  

手製本のたのしみ

3か月の製本教室が終わりました。途中経過を全然UPできていないけれど、やってみた感想などを。

たのしい。すごくたのしい。趣味として最強かもしれない。

この3か月で2冊仕上げたのですが、早く次に取りかかりたくてしかたありません。文庫本葉書を作りつつも総ページ数を確認して「これだったら、10折でいけるから・・・」などと手製本にする算段をしてしまいます。
とりあえず、先生が留学するまで約1ヶ月しかないので、その間に自力で1、2冊仕上げて身体で覚えてしまわねばなりません。えいえいおう。

しかし、わたしはなぜこんなにはまったのでしょうか。

・本が好き
・きれいな布が好き
・工作が好き(はさみ、カッター、のり) / お針が苦手

そもそも先生にはたいそう憧れていて、いつか製本の依頼をしたいと思っていました。それが友だちになることができて、さらに製本を習うこともできた。そういう出会いとか、幸運とかにうきうきしてしまいます。
そして、きれいな端切れをつい買ってしまうものの針仕事が苦手なので、デッドストックの布がやたらあるのです。それらを表舞台に出してやることができることがうれしいです。
あとはやはり、工作自体が好きなので、自分の手ですてきなものが仕上げられることにわくわくします。

うきうきに、わくわくです。これだけあればたのしいに決まっている。

今回あんなにぼろぼろだった本が、こんなにきれいになりました。
幼少のみぎりから「不器用」であることをことあるごとに自覚させられ続けてきたわたしにも、こんな布張りの本が作れるのです(時間がかかるけど)から、達成感もひとしおでした。

これからも折を見て手製本を続けて行きたいです。
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by takibi-library | 2011-04-24 17:12 | 製本教室 | Comments(0)  

「武士道エイティーン」読了

武士道三部作(勝手に命名)の完結編。香織と早苗が高校3年生になり、最後のインターハイを迎えます。
3年間の集大成のはずなのですが、最後の本になるからか、番外編も3つ入っています。

1、早苗の姉・緑子と香織の仇敵(?)岡巧の恋愛エピソード
2、香織の剣道の原点、桐谷道場の隠された歴史
3、早苗の所属する剣道部の顧問・吉野先生の武勇伝

個人的には、1は要らないと思いました。そもそも緑子には興味はなかったし、岡巧のことだったら香織の兄とのエピソードが読みたかったです。きっと、作者が書きたかったのでしょう(それ以外に思い当たらない)。

2と3は、おもしろかったです。桐谷玄明と吉野先生が実は面識があった!という仕掛けもあったし。

そして本編。番外編が途中にはさまっているせいか、「間が空く」感じがありました。でも、よく考えてみると、高3になってから、クラスが進路別になったり、予備校や補習があったりで、毎日学校で顔は合わせている親しい友だちとのつきあいになんとなく「間が空く」感じがしたことを思い出しました。

終わり方もよかった。香織と早苗がそれぞれ現実的に進路を決めたことも含めて。

この3部作は、3冊読んでおもしろいタイプの本です。読むならまとめて一気読みがおすすめ。


武士道エイティーン

誉田 哲也 / 文藝春秋


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by takibi-library | 2011-04-19 21:37 | いつも読書 | Comments(0)  

できた! その2

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「家庭でできる和洋菓子」
こちらはプレス後受け取り。
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by takibi-library | 2011-04-17 17:06 | Comments(0)  

できた! その1

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中川ちえ著「おいしいコーヒーをいれるために」
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by takibi-library | 2011-04-17 16:51 | Comments(0)  

「見つけてもらうのも楽しむかくれんぼ」を見た話

先日、いつものように庭園美術館で昼ごはんを食べていると、わたしの近くで小学校の新一年生とおぼしき女の子ふたりが、かくれんぼをはじめました。
彼女たちが取り決めた範囲は「ここは、あんまりかくれんぼには適していないのでは?」と思えたので、どうするのか気にして見ていました。すると、思わぬ展開に。

全然隠れてないじゃん!
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by takibi-library | 2011-04-16 14:11 | くらし | Comments(0)  

最近読んだ本:宮本輝

このところ、併読しているため読み終わるまでの期間が長くなりつつあります。

文庫本葉書用に宮本輝さんの「私たちが好きだったこと」を読みました。
宮本さんの作品はそんなにたくさん読んではいなくて、「避暑地の猫」、「しばらくはポプラに臥す」、「草原の椅子」くらいでしょうか。
「草原の椅子」はけっこう好き。毎日新聞(実家で購読していた)に連載していた当時、続きを楽しみにしていたので、本になったときはうれしかったです。

それで「私たちが好きだったこと」。
もっと若い頃に読んでいたら違っていたと思うのですが、なんか気恥ずかしい感じがしました。同じような経験があるわけじゃないのに、過去のこっぱずかしいセンチメンタルな思い出を引っ張り出されて並べられたような気分がしました。

でも、それはひとつの読書体験としてはおもしろいと思うし、年齢によって受け取り方が変わってくるはずなので、文庫本葉書に採用!
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by takibi-library | 2011-04-12 20:08 | いつも読書 | Comments(0)  

今日の弁当

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豚のしょうが焼き、車麩とセロリの煮物、小松菜と油揚げのおひたし、ご飯(梅干し、くるみとこうなごの佃煮)。
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by takibi-library | 2011-04-12 13:00 | Comments(0)  

「海炭市叙景」読了

往来堂ですすめられて買いました。連作短編が好きなので。

よかったです。この作者の他の作品も読みたいと思いました。でも、この作品は彼の「新境地」であり、未完のまま彼は亡くなってしまったので、これに近い作品はないのです。

気に入ったところは、海炭市に暮らす人々それぞれをていねいに描いていることです。そのていねいさはまなざしのやさしさにきっとつながっていると思えます。そう思えることが、読んでいてしみじみと幸せな気分に(あまりいい話じゃないとしても)なります。

それから、人々がちゃんと仕事をしていること、書き手がその仕事に敬意を払っていることです。それは人間が生きていく上で、「仕事」は基本的なアイテムだと訴えています。生活のためにしかたなくでも、本当は別のことがしたくても、今の仕事をちゃんとこなしていく様子に、励まされたり、心が温かくなったりします。

この本はときどき読み返したり、旅の供にすると思います(絶対外さないのを1つは持っていたい性分)。

海炭市叙景 (小学館文庫)

佐藤 泰志 / 小学館


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by takibi-library | 2011-04-06 22:42 | いつも読書 | Comments(2)  

庭園美術館でひとり花見

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いい天気。職場に戻りたくない。
本気で考えたけど、コートを置いてきたのに気づいて断然。
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by takibi-library | 2011-04-06 13:00 | くらし | Comments(0)