2018年8月のまとめ

台風が毎週のようにやってきて、各地で被害が出る「夏」。関東は今のところ直撃を免れているけれど、明日は我が身。

◆生活全般

軽井沢で夏休み
ソニーパークのオープンとプラントハンターに起因する炎上騒ぎ
富田林警察署から容疑者脱走
アレサ・フランクリン逝去
西日本豪雨


◆読んだ本

有栖川有栖 『鍵のかかった男』
オカヤイヅミ 『ものするひと 1』
津村記久子 『ディス・イズ・ザ・デイ』
中村明日美子 『王国物語 1』
オノ・ナツメ 『ハヴ・ア・グレイト・サンデー(2)』、『レディ・アンド・オールドマン(5)』

『鍵の~』からの3冊は夏休みの旅行で読んだ。『謎~』は移動の新幹線から一気に引き込まれて、涼しい高原でもりもり読んだ。一人の男の「死」と、それまでの「人生」という二つの謎を追う物語で、途中まで火村先生は出てこず、アリス先生が活躍するところが目新しく、より物語が叙情的だった印象。おもしろかった。『もの~』は兼業作家の暮らしを描いたまんが。ときどきはっとすることがあるものの、淡々と進む。でも、続きがとても気になる。『ディス~』は日本各地のサッカーチームのファンたちのあれこれを描いた連作短編。サッカーをただ楽しむもの以上の存在としている人々の日々が、まるでわたしもこの世界に入れるような平らかさで広がっていて快適な読書時間だった。
『王国~』は知人からのおすすめを受けて。とある王国を舞台にした幻想的な短編集。主人公は王子だったり、近習だったり。題材のせいかバルビエのような雰囲気も感じられるカラー画はとてもぜいたくに感じた。オノ・ナツメさんの新刊2冊、前者はいよいよ物語が佳境に入りだした感あり。後者はこういう話のうまさとその安定感がすばらしい。

鍵の掛かった男 (幻冬舎文庫)

有栖川 有栖/幻冬舎

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ものするひと 1 (ビームコミックス)

オカヤ イヅミ/KADOKAWA

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◆その他のインプット

展覧会 野口哲哉「~中世より愛をこめて~ From Medieval with Love」@ポーラミュージアムアネックス
映画 「カメラを止めるな!」
演劇 「ローリングソング」
コンサート 蓮沼執太フルフィル「フルフォニー」
演劇 ハイバイ「て」/「夫婦」
映画 「幻魔大戦」




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# by takibi-library | 2018-09-06 18:20 | いつも読書 | Comments(0)  

2018年7月のまとめ


◆生活全般

ワールドカップ、日本は決勝トーナメント1回戦で敗退、優勝はフランス
台風7号、西日本と北海道で大雨
復刊ドットコムの炎上とミズノイベントでの河出ロシア料理レシピ本完売
新潮45に国会議員の書いたLGBT差別のコラム掲載
酷暑
ドイツ、エジルの代表引退宣言
吉岡秀隆=金田一で「悪魔が来りて笛を吹く」ドラマ化(NHK BS)


◆読んだ本

阿古真理 『料理は女の義務ですか」
キャスリーン・フリン、村田理子訳 『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』
福永武彦 『完全犯罪 加田怜太郎全集』
よしながふみ 『きのう何食べた?(14)』

『料理は~』と『ダメ女たち~』は著者・訳者対談を読んでセットで読みたかったもの。対談の内容はおもしろかったけれど、それぞれの本はあまり共感できないほうに振れてる感じ。共通しているのは料理をすることや料理のスキルが圧倒的に「善」で「豊かさ」であること。わたしはあってもなくてもいい、代わりの手段はいくらでもあると思うので、読んでいてあまり気分はよくなかった。後者のほうはアメリカ社会の特殊性のなかに日本にも当てはまる普遍性を見いだせるかが楽しむコツかも。
『完全~』は、福永武彦が加田怜太郎名義で発表したミステリを集めたもの。ずっと読みたかった。古典文学者・伊丹英典を主人公(探偵役)にしている。文体については感覚的にしか語れないけれど、すっきりとして読みやすい。内容も捨てるところがない。すばらしかった。
『何食べ』、佳代子さんの孫が来年から小学生!ってことがいちばん印象的だった。知り合いの子供は育つのが早いな~というような気分で読んでいた。

料理は女の義務ですか (新潮新書)

阿古 真理/新潮社

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ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室

キャスリーン・フリン/きこ書房

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完全犯罪 加田伶太郎全集 (創元推理文庫)

福永 武彦/東京創元社

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きのう何食べた?(14) (モーニング KC)

よしなが ふみ/講談社

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◆その他のインプット

展覧会 佐藤ジュンコ個展「栗尾根マロン彦のたらちねロマン飛行」
演劇 二兎社「ザ・空気 ver.2」
演劇 パルコ「ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル」
演劇 「消えていくなら朝」@新国立劇場
映画 「ファントムスレッド」
演劇 「フリー・コミティッド」
演劇 ナイロン100℃「睾丸」
演劇 劇団新感線「メタルマクベス」

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# by takibi-library | 2018-08-09 10:09 | いつも読書 | Comments(0)  

2018年6月のまとめ

まさかの梅雨明けで、早くも夏バテした。
水不足も心配なこの頃。

◆生活全般

山王祭と波除さんのお祭り
軍歌みたいといわれた歌詞についてのへんな謝罪
米朝首脳会談
サッカーワールドカップ@ロシア開幕
職場近くの(社員さんの住戸もある)マンションで火災
観測史上初、6月に梅雨明け

◆読んだ本

田中輝美 『関係人口をつくる 定住でも交流でもないローカルイノベーション』
有栖川有栖 『高原のフーダニット』
佐藤ジュンコ 『佐藤ジュンコのおなか福福日記』

『関係人口~』は人口減少の最先端を走る島根県の取り組みをまとめたもの。とても興味深かった。同じ著者の『地域ではたらく「風の人」という新しい選択』も面白そう。
『高原~』はとろ火で再燃中の作家アリスもの。通勤時間に本を読めるのがうれしい。
ジュンコさんのはウェブでも読んでいたけれど、本であらためて読むとまたしっくりくる。これは作品の特徴なのか、本というデバイスの特徴なのか。気になる。

関係人口をつくるー定住でも交流でもないローカルイノベーション

田中輝美/木楽舎

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高原のフーダニット (徳間文庫)

有栖川 有栖/徳間書店

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佐藤ジュンコのおなか福福日記 (手売りブックス)

佐藤ジュンコ/ミシマ社

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◆その他のインプット

演劇 「夢の裂け目」@新国立劇場
演劇 こまつ座「父と暮らせば」
演劇 「ニンゲン御破算」@シアターコクーン
ライブ ドレスコーズ "dresscodes plays the dresscodes"

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# by takibi-library | 2018-07-05 17:50 | いつも読書 | Comments(0)  

2018年5月のまとめ

世間では「おっさんずラブ」ブームだけど、わたしは「コンフィデンスマンJP」がいちばん楽しみにしているドラマ、という5月。

◆生活全般

やたら寒かったり、暑かったり
文学フリマとデザフェスを見に行った
ノーベル文学賞発表見送り(アカデミー会員の夫による性的暴行疑惑等)
『大どろぼうホッツェンプロッツと月ロケット」シリーズの未発表原稿発見→7月にドイツで出版
かこさとしさん逝去
メドベデワ選手がオーサーコーチのもとへ
イニエスタがヴィッセル神戸へ

◆読んだ本

あずまきよひこ 『よつばと!14』
福田里香 『新しいサラダ』
イアン・マキューアン 『アムステルダム』
有栖川有栖 『乱鴉の島』
芳崎せいむ 『鞄図書館 4』

『赤ちゃん~』はウェブ連載の書籍化。手元にあるとつい読んじゃう。わたしには紙の本がいちばんアクセスしやすいデバイス。『よつばと!』は大すきなまんが。こういった雰囲気の絵にはちょっと苦手意識があったけれど、風景がよく書き込まれていてきれいなところがとっつきやすさになっている。
『新しい~』はレシピ本。とにかくビジュアルがよい。まだひとつも作ってはいないけれど、それでも買ってよかったと思える強さがある。
『アムステルダム』、おもしろかった! 大の男たちの滑稽さ、悲しさに、ちょっとスカッとした気分になってしまうのはなぜか。『乱鴉の島』は作家アリスシリーズの1作。わたしはプロットがどうとかはよくわからないので、ぐいぐい読ませてくれれば満足。その点、火村センセとアリスセンセには不安がまるでないのでありがたい。
『鞄図書館』は忘れたころに新刊が出るのがいい。そして、これを読むと読みたい本が増える……いいのか悪いのか。

赤ちゃん本部長(1) (ワイドKC モーニング)

竹内 佐千子/講談社

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よつばと!(14) (電撃コミックス)

あずま きよひこ/KADOKAWA

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新しいサラダ

福田 里香/KADOKAWA

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アムステルダム (新潮文庫)

イアン・マキューアン/新潮社

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乱鴉の島 (新潮文庫)

有栖川 有栖/新潮社

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◆その他のインプット

演劇 「1984」@新国立劇場
映画 「君の名前で僕を呼んで」
演劇 イキウメ「図書館的人生 vol.4」
演劇 「ハングマン」@世田谷パブリックシアター
演劇 「ヘンリー五世」@新国立劇場
映画 「犬ヶ島」
演劇 「市ヶ尾の坂」




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# by takibi-library | 2018-06-14 17:07 | いつも読書 | Comments(0)  

2018年4月のまとめ

一時的な三足の草鞋状態からやっと解放された4月下旬から、読書時間が増えてきた。読んだ2冊はどちらも中旬以降に手をつけたもの。これからペースを上げていきたい。

◆生活全般
ホテルでのアルバイトを辞めた(4/20)
TABF、今年の開催は見送り
荒木経惟氏のハラスメント問題
庭園美術館年間パス購入
財務省事務次官のセクハラ問題
米朝首脳会談の実現に真実味が出てくる
TOKIO・山口”メンバー”の事件
実家の本の整理

◆読んだ本

猪熊弘子・國分功一郎・ブレイディみかこ 『保育園を呼ぶ声が聞こえる』
草笛光子 『草笛光子のクローゼット』

『保育園~』はTwitterで知って読んだ。子どものいないわたしにも興味深くおもしろい内容で大当たり。子どもは社会のものという感覚は手放さずに持っていたいものと思う。『草笛~』は、わたしにはちょっと早いし、洋服の趣味としてもあまり重ならないけれど、写真がとてもすてき。母にあげたらとてもよろこんでいた。友だちと回し読みするそう。

保育園を呼ぶ声が聞こえる

猪熊 弘子,國分 功一郎,ブレイディ みかこ/太田出版

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草笛光子のクローゼット

草笛 光子/主婦と生活社

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◆その他のインプット

映画 「妖猫伝」
展覧会 「ミロコマチコ いきものたちの音がきこえる」@世田谷文学館
展覧会 「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」@練馬区美術館
展覧会 「没後50年 藤田嗣治 本のしごと 文字を装う絵の世界」@目黒区美術館
演劇 シス・カンパニー「ヘッダ・ガブラー」
演劇 ナイロン100℃「百年の秘密」


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# by takibi-library | 2018-05-10 17:16 | いつも読書 | Comments(0)  

2018年3月のまとめ

3月は体調不良をまだ引きずり、しばらく様子を見つ生活することに。

◆生活全般

台所の修繕
ホーキング博士が亡くなったと発表
夢の本屋イベント参加(3/17)
「劇場版シティーハンター」制作決定
防火設備点検
モリカケ問題は延々と続く

◆読んだ本

今村昌弘 『屍人荘の殺人』
北原みのり編 『日本のフェミニズム』
近藤聡乃 『ニューヨークで考え中(2)』
森薫 『乙嫁語り 10巻』

『屍人荘~』は2017/18年のミステリ三冠。本格が苦手という人がおもしろくて一気に読んだというのを聞いて読んでみた。まさかの○○○が出てくるエンタメ作品であることと本格ミステリが両立している、たしかに今までにない作品だった。○○○が出てくる小説は生れてはじめてだったけど噂にたがわずおもしろかった。
『日本のフェミニズム』は、知人が予約したと聞いて、自分に問題意識が薄いと感じていたところだったので図書館で借りてみた。わたしには見えていなかったことが整理して書かれていて興味深かったけれど先鋭的な印象はぬぐえず、このあたりがわたしの問題なのだと再認識。
2冊のまんが『ニューヨーク~』『乙嫁語り』はどちらも最後まで買い続けたい作品。安定のおもしろさ。

屍人荘の殺人

今村 昌弘/東京創元社

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日本のフェミニズム

北原みのり/河出書房新社

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テレビドラマ「弟の夫」
演劇 新国立劇場「赤道下のマクベス」
映画 「花咲くころ」
ミュージカル 宝塚歌劇団「ポーの一族」


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# by takibi-library | 2018-04-23 18:30 | いつも読書 | Comments(0)  

ルマンドアイス

ルマンドアイスを食べた。

ルマンドについては、「よく買うほどではないけれど、ブルボンといえばルマンドだとは思っているし、いろんなお菓子が入っているなかにルマンドがあったら迷わず選ぶし、まあ好きと言っても大丈夫なんじゃないかな」という程度の思い入れ。

まあ好きなので、アイスになったからには食べたくて買ってみた。外装でもわかることも含めて、気づいた点をまとめておく。

・アイスモナカで、1かけに1本、サクサクのルマンドが入っている
・アイスは「アイスクリーム」

ルマンドはそれ自体が主張の強くないお菓子なので、アイスミルクやラクトアイスでよかったような気がする。量的なバランスのせいかもしれないけれど、アイスクリームが勝ってる印象。そのせいか、食べ終わってからルマンドが食べたくなる。

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# by takibi-library | 2018-03-04 16:02 | Comments(0)  

2018年2月のまとめ

月の半ばまで風邪を引きずってしまい、例年以上に短く感じた2月。

◆生活全般

古い火サス「弁護士 高林鮎子」シリーズに夢中
泰明小学校の「アルマーニ制服問題」
冬季オリンピック(平昌、2/9~18)
 チェコのレデツカ選手、アルペンスキーとスノーボードで2冠
 スピードスケート、小平選手500m金・高木家メダル5個
 カーリング男子、アメリカが金メダル
 カーリング女子、日本銅メダル
羽生竜王が藤井四段に敗れる
新感線「メタルマクベス」再演発表
アニメ「BANANA FISH」詳細発表


◆読んだ本
オカヤイヅミ 『いのまま』
梨木香歩 『冬虫夏草』

『いのまま』は、ひとりの食事についてのエッセイマンガ。ひとりで食事を楽しむことの軽やかさに共感するばかり。作ってみたいものもいろいろあって、楽しい読書だった。『冬虫夏草』は『家守綺譚』の続編。力の抜けた、けれども奥行きのある連作短編で、気に入っている。主要登場人物のひとりとしての犬のゴローが魅力的。

いのまま (芳文社コミックス)

オカヤイヅミ/芳文社

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冬虫夏草 (新潮文庫)

梨木 香歩/新潮社

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◆その他のインプット

演劇 ハイバイ「ヒッキー・ソトニデテミターノ」

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# by takibi-library | 2018-03-01 18:35 | いつも読書 | Comments(0)  

2018年1月のまとめ

新年早々、うっすらとした体調不良が続いて、チケットを取ってあったり、上演期間が短かったりする演劇だけはどうにか見られるようにがんばった。

◆生活全般

新年
新しい仕事の面接
風邪をひく(ひどくないけどズルズル長引く)
鎌倉をぶらぶらする
積雪(1/22-23)
誕生日
アーシュラ・K・ル・グウィンさん死去
ドラマ「精霊の守り人」完結


◆読んだ本

クリスティー 『ゴルフ場殺人事件』
三品輝起 『すべての雑貨』
松岡真宏・山手剛人 『宅配がなくなる日 同時性解消の社会論』

秋ごろからの読書が進まない状態を打破するべく、リハビリとしてミステリを読んだ。クリスティを選んで正解。たっぷりとしたボリュームをおもしろく読むことで、シンプルな読書の楽しさを思い出す。
『すべて~』と『宅配~』は、友だちやSNS上でおもしろかったと聞いたり見たりした本。『すべて~』は、さまざまな「モノ」がすべて雑貨になっていくという主張がユニークであると同時に的確だった。『宅配~』は、ヤマト運輸の未払い給与の問題と三越伊勢丹の業績不振を、それぞれの経緯を踏まえて同じ潮流に乗ったものであると分析していた。とても面白いし、内容も納得できるもの。ただ、「君の名は。」を例にして説明された箇所は、まったくわからず残念(見ていないから)。もはや比喩として一般的に通じるものなのね……(ちょっと不満!)。

ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫)

アガサ・クリスティー/早川書房

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すべての雑貨

三品 輝起/夏葉社

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宅配がなくなる日 同時性解消の社会論

松岡 真宏,山手 剛人/日本経済新聞出版社

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◆その他のインプット

映画 「キングスマン ゴールデンサークル」(2回)
演劇 パルコ・プロデュース「テロ」
演劇 シス・カンパニー「近松心中物語」
演劇 KAAT「三文オペラ」

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# by takibi-library | 2018-03-01 17:11 | いつも読書 | Comments(0)  

2017年7~12月のまとめ

読書体験の棚卸のような仕事の影響か、趣味の読書が進まなかった。
そして、何となくブログを書く気になれなかった。そんな2017年の後半。

◆生活全般

7月
D坂文庫フェア@往来堂書店
グルテンフリー生活スタート
都議選、都民ファースト躍進
暑い日が続く
フェデラーがウィンブルドンで優勝
ブルーハーツのアナログ盤購入
夏風邪をひく
007の新作が2018年11月8日に全米公開と発表
夏休み子ども科学電話相談(~8月)

8月
PC買い替え(マザーボードがダメになったため)
「キングスマン」第2作が2018年1月5日に日本公開と発表
ダニエル・クレイグ、JB続投
妙に涼しい(下旬)

9月
カッシーニのグランドフィナーレ
Book! Book! Okitama
衆議院解散

10月
Never mind the books(札幌のブックイベント)
歯の詰め物が欠ける
TABF(10/5-8)
「BANANA FISH」アニメ化と発表
4DXを体験
衆議院議員選挙、立憲民主党の出現と希望の党の失速
健康診断
Toranomon Book Paradise(10/28-29)

11月
マッカチンぬいぐるみ、発売発表
旧機を解体してハードディスクからデータを取り出す
酉の市
軽井沢旅行(11/30-12/1)

12月
11月から引き続き「世界一のクリスマスツリー」問題
排水管清掃
館林→東大宮
冬休み子ども電話相談
人生初の大みそか出勤
エレカシ紅白出場

◆読んだ本

長嶋有 『もう生まれたくない』
オノ・ナツメ 『レディ&オールドマン』3巻
ウィングフィールド 『フロスト始末』上・下
ジャンニ・ロダーリ 『パパの電話を待ちながら』
よしながふみ 『きのう何食べた?』13巻
江戸川乱歩 『明智小五郎事件簿Ⅱ』
堀江敏幸 『音の糸』
九鬼周造 『九鬼周造随筆集』
陳浩基/天野健太郎(訳) 『13・67』
上杉隆 『オプエド』
有栖川有栖 『長い廊下がある家』
綾辻行人 『十角館の殺人』
大塚せつ子 『米粉のパン、麵、おやつ』、『白神こだま酵母のお米パン』
高橋ヒロ 『作業時間10分米粉100%のパンとレシピ』
多森サクミ 『フライパンでできる米粉のパンとおやつ』
オノ・ナツメ 『レディ&オールドマン』4巻、『ハヴ・ア・グレイト・サンデー』1巻

長嶋有さんの作品はもはや鉄板。今回もすばらしかった。自分はこういう話が読みたかったのだなと先回りされたようなふしぎな感覚がする。『フロスト~』はシリーズ最終作がついに来た。ほんのりとしたハッピーエンドがちょうどいい。D坂文庫で買った『パパの電話~』、父から娘へ聞かせるための気の利いたお話が集められた本。大人が読んでも、ほっと一息つける。
『何食べ』と『レディ~』、ずっと単行本を買っているまんがは、続きが出るとうれしい。『ハヴ・ア~』もこれからそういう存在になることが確定。
『音の糸』は、内容はもちろん、装丁がよかった。ちょっと「えっ?」となるパステルピンクのしおりひもが効いている。九鬼周造もD坂文庫で購入。読みやすく著者への親近感がわいた。
『13・67』は初めての華文ミステリ。最高だった。天眼と呼ばれる刑事クワンの半生を描いた連作短編集。病床にある最晩年からさかのぼって描かれる構成も、わたしには物珍しく、「ここからつながっていたのか!」と気づかされるたびにわくわくした。
『オプエド』は職場の人から借りて読んだ。内容はおもしろかったけど、ジャーナリストの本で校正もれが、ざっと読んで3つあるのはどうかと思う。
秋に、しばらくまとまった読書ができなかった時期があり、そのあとのリハビリとして12月半ばからミステリを。火村とアリスの『長い廊下~』も、一度読んだことのある『十角館~』も、いいリズムで読めて感覚が戻ってきた。
初夏のころから、グルテンフリーの食生活を続けていて、秋に(オーブンが使える気温に)なってから米粉を使うレシピ本をいろいろ試した。お菓子類はおおむね小麦粉と同じように使えるものの、問題はパン。今のところ大塚せつ子さんのレシピがいちばんしっくりくる。けれどもまだ満足ではない。

もう生まれたくない

長嶋 有/講談社

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レディ&オールドマン 3 (ヤングジャンプコミックス)

オノ・ナツメ/集英社

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フロスト始末〈上〉 (創元推理文庫)

R・D・ウィングフィールド/東京創元社

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フロスト始末〈下〉 (創元推理文庫)

R・D・ウィングフィールド/東京創元社

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パパの電話を待ちながら (講談社文庫)

ジャンニ・ロダーリ/講談社

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きのう何食べた?(13) (モーニング KC)

よしなが ふみ/講談社

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明智小五郎事件簿 2 「一寸法師」「何者」 (集英社文庫)

江戸川 乱歩/集英社

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音の糸

堀江 敏幸/小学館

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九鬼周造随筆集 (岩波文庫)

菅野 昭正(編集)/岩波書店

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13・67

陳 浩基/文藝春秋

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オプエド 真実を知るための異論・反論・逆説

上杉 隆,+NOBORDER取材班/KADOKAWA

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長い廊下がある家 (光文社文庫)

有栖川 有栖/光文社

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十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

綾辻 行人/講談社

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米粉のパン、麺、おやつ

大塚せつ子/パルコ

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白神こだま酵母のお米パン―ノングルテンでふんわりやわらか

大塚 せつ子/農山漁村文化協会

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フライパンでできる 米粉のパンとおやつ 小麦粉なしでも本当においしい (立東舎 料理の本棚)

多森 サクミ/リットーミュージック

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レディ&オールドマン 4 (ヤングジャンプコミックス)

オノ・ナツメ/集英社

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ハヴ・ア・グレイト・サンデー(1) (モーニング KC)

オノ・ナツメ/講談社

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◆その他のインプット
7月
演劇 「イヌの仇討」
展示 「佐藤ジュンコ個展」
演劇 「怒りをこめてふり返れ」
演劇 「ハイバイ、もよおす」

8月
演劇 「旗を高く掲げよ」
演劇 「プレイヤー」
歌舞伎 「八月納涼歌舞伎」第2部
展覧会 「bionic by sputniko!」
展覧会 「ユーリ!!! on MUSEUM」
演劇 「鎌塚氏、腹におさめる」
展覧会 「乙嫁語り原画展」

9月
映画 「ベイビードライバー」
演劇 「円生と志ん生」
演劇 「謎の変奏曲」
映画 「パターソン」

10月
演劇 「関数ドミノ」
映画 「ユーリ!!! on ICE 4DX」
朗読劇 「SISTER」
演劇 「オーランドー」
演劇 「散歩する侵略者」

11月
演劇 「作者を探す六人の登場人物」
映画 「アトミック・ブロンド」
演劇 「きらめく星座」
歌舞伎 「ワンピース」
演劇 「ちょっと、まってください」
映画 「ノクターナル・アニマルズ」

12月
演劇 「誰か席に着いて」
展覧会 「鹿島茂コレクション フランス絵本の世界展」
演劇 「斜交」
演劇 「熱狂」/「あの記憶の記録」
映画 「オリエント急行殺人事件」

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# by takibi-library | 2018-02-04 19:12 | いつも読書 | Comments(0)