「小僧の神様」再読
2009年 03月 10日
もういつ読んだかさえも思い出せない、志賀直哉の「小僧の神様」。読んで、筋もぼんやり憶えているものの、たいして感動した記憶はありませんでした。
でも先日、堀江敏幸さんの「回送電車」で「小僧の神様」の話を読んで、そんなにいい話だったかと、ブックオフで買って読み直してみました。
とても短い話なのですが、しみじみとした味わいがありました。小僧の節度あるよろこび、幸福への畏怖。
読み終わってしばらくじっと小僧の気持ちの重さを感じていました。
「回送電車」には読んでみたくなる本がいっぱい紹介されています。今年のブックガイドはこれ!かも。
でも先日、堀江敏幸さんの「回送電車」で「小僧の神様」の話を読んで、そんなにいい話だったかと、ブックオフで買って読み直してみました。
とても短い話なのですが、しみじみとした味わいがありました。小僧の節度あるよろこび、幸福への畏怖。
読み終わってしばらくじっと小僧の気持ちの重さを感じていました。
「回送電車」には読んでみたくなる本がいっぱい紹介されています。今年のブックガイドはこれ!かも。
by takibi-library | 2009-03-10 21:39 | いつも読書