「フローラ逍遙」読了
2009年 07月 10日
往来堂書店で配られている「往来っ子新聞」をご存知でしょうか。その1コーナーに「地味売良品(じみうれりょうひん)」というのがあり、この「フローラ逍遙」も紹介されました。
それ以前に「ここち」で紹介もしているのですが、地元の図書館になくて、私自身は未読のままだったので、先日往来堂へ行ったときに、(もちろん)平積みになっているところを買い求めました。
「フローラ逍遙」は、こんな本です。
読みものとしてよし、表紙の椿の絵を眺めるだけでもよし。手の届くところに1冊あるときっとうれしい本だと思います。正直、函入がほしい(笑)。
先日読んだ「家守綺譚」に続き、本で読む植物にすっかりまいっています。
それ以前に「ここち」で紹介もしているのですが、地元の図書館になくて、私自身は未読のままだったので、先日往来堂へ行ったときに、(もちろん)平積みになっているところを買い求めました。
「フローラ逍遙」は、こんな本です。
澁澤家に咲く25種の花にまつわるエッセイ集。東西の植物画からなるカラー図版、八坂安守さんによる詳細な解説など、美しく贅沢な一冊です。近づけてみると、花のいい匂いが香る気がします。読み終わって・・・評判どおりです。博物学的でもあり、文学的でもあるエッセイのせいか、ひとつひとつの植物画がみずみずしく感じられました。
こちらは平凡社ライブラリーですが、絶版になってしまった函入の単行本も贈りものにしたいくらい、とっても素敵。古書での相場は2500円前後。すぐに売れちゃう一冊なのですって。(「往来っ子新聞 第3号)
読みものとしてよし、表紙の椿の絵を眺めるだけでもよし。手の届くところに1冊あるときっとうれしい本だと思います。正直、函入がほしい(笑)。
先日読んだ「家守綺譚」に続き、本で読む植物にすっかりまいっています。
by takibi-library | 2009-07-10 15:20 | いつも読書