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「新・建築入門」:建築は哲学

建設会社で働いていましたが、事務でしたし、そもそも建設業に強い関心があったわけではなかったので、建築関係の本を読むのはたぶんはじめてです。これはブックピックのきじまくんにすすめられて読んでいます。

読みはじめてすぐ、建築と哲学、思想がつながっていることにすごく驚きました。「建築とは?」なんて、考えたこともなかった!考えなくても、「あれとか、これとかでしょ」と会社の施工物件を指差せばよかったのです。

そんなレベルで、この本を開いてしまった。入門・・・入っていったとたんに
二十世紀の末にいたって、とうとう建築家は気が狂ってしまったのではないか。そう思われてもしかたがないほどに、二十世紀末の建築状況は混乱を極めている。
ですから、実際ぽかーんとしてしまいました。

でもちびちび読むにつれて、新鮮な驚きの連続が、頭のふだん使わない部分を刺激するようで、なかなか楽しくなってきます。
すっごく時間がかかっているけど、なるべく読破(というボリュームじゃないし、新書だし!)したいです。

新・建築入門―思想と歴史 (ちくま新書)

隈 研吾 / 筑摩書房


by takibi-library | 2010-02-28 13:09 | いつも読書  

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